2015年4月9日木曜日

危機マック、打開策はFCによるマック“逆”買収である(1)

3月25日に開かれた日本マクドナルドホールディングス(以下、マクドナルド)の定時株主総会でサラ・カサノバ社長は、異物混入問題をはじめとする一連の同社商品をめぐる品質問題について、説明不十分であったと謝罪した。

 株主総会で報告された2014年12月期の決算は厳しいものだった。期限切れ鶏肉使用問題や商品への異物混入問題を受け、年間売上高は対前年比14.6%減の2223億円、営業損益は同182億円減の67億円の損失に沈んだ。既存店売上高も同11.2%減となり、売り上げ減は今年に入って加速しており、1月は全店ベース、既存店ベースとも38.6%減、2月は既存店ベースで28.7%減となり、昨年2月以降13カ月連続でのマイナスとなった。
 今回の総会での目玉人事とされたのが、、、

(この項 続く)

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