「報酬条件を上げたとしても、「自分の会社を辞めてここに来ようとするわけで、社内ではあまり優遇されていなかった人」を排除できるとは思えない。しかし2月16日に募集広告を出したところ、この2月20日のインタビュー時点で、40~50名の応募者がすでにいるとも田邊氏は明かしていた。
「業界不問、国籍不問と打ち出したら、他業界からや外国人の応募もあった。すでに4人内定していて、その中には外国人もいる。募集期間は3月3日まであるので、あと2人くらい足して、最終的には6人くらいになると思う」(同)
それにしても、有力候補との一次面接のスケジュールさえ決まってないはずのタイミングである募集4日目にして「すでに4人内定」というのは、どういうことだろうか。
筆者は何度も「雇われ社長」として採用される側に立ち、外資本社、資本家、オーナー経営者などとの面談に臨んできた経験があるが、注意深く避けてきた相手が、「大言、迷言」そして「妄言」を繰り出す人がテーブルの向こう側に出てきた場合だった(筆者の一般的な体験であり、田邊氏に対する論評ではない)。
(この項 終わり)
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