ディスカヴァー・レボリューションズ、新刊。
大変感心した。著者は、昨年『経営戦略全史』(ディスカヴァー・レボリューションズ)を刊行したばかりである。年を続けての大著となった。著者のインプット量、その博識は大変なものが有る。
前著を含め、著者は経営文献を広く網羅していて、わかりやすく解説している。
前著が現代に至るまでの、既に知られるようになった経営戦略セオリーをカバーしたのに比し、本書は過去のビジネスモデルに加えて、ネット系の最先端ビジネスモデルをも網羅している。この点で特に私などにとっても新見が多く、学ぶところが大きい。とても結構な本だ。
HBS元教授のクレイトン・クリステンセン教授も本書では、めでたくマイケル・ポーター教授の「同僚」となっているし。
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