2015年1月17日土曜日

『すべては「売る」ために―利益を徹底追求するマーケティング』セルジオ・ジーマン 書評219(2)

それは何と言ってもコカコーラが、

1)世界最大のブランドである(ブランド認知調査で、毎年世界一とされている)。
2)典型的なコンシューマー・グッズでかつパッケージ・グッズなのだけどプロダクト・ライフ・サイクルの「サイクル」の枠を外れている、「お化け商品」である。

コークは、リリース後150年を経てまだグローバル・レベルでは「成長期」にあると考えられる。「成熟期」あるいは「衰退期」のサイクルはいつくるのだろうか。

こんなお化け商品のマーケティングの最高責任者と言うことなら、たとえ失敗譚でも聞いてみたくなる、というものだろう。

(この項 続く)

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