2012年4月4日水曜日

【実践!戦略立案技術】「経営戦略を“実際に”立てる」(2)


◆立案技法の不在

経営戦略論は世に溢れていますが、「実際に経営戦略を立てる方法」ということで知られた本はありません。

あるのは、戦略を立てる前段階として自社や周辺環境の分析を説いたもの(SWOTなどのフレームワークと呼ばれるもの)か、成功した有名企業の戦略を分析・解説したもの(マイケル・ポーターの競争戦略論に代表される戦略セオリーと呼ばれるもの)です。

“コンセプトの重要性”を啓蒙していても、そのコンセプトの作り方については指南していない本が多いのです。

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