2011年12月27日火曜日

「社長のための勉強法」 連載4

経営者としての力量を「経営力」という。経営者なら誰もがこの「経営力」を強化、増進したいと望むことだろう。

 創業社長やオーナー社長なら、「会社はわが子同然」の存在であり、順調な発展へと導くことはオーナー・ファミリーだけでなく全従業員への責任上、当然の務めといえる。そのために必要となる「経営力」を伸ばす勉強法にはどんなものがあるだろう。一般的と思われる方法と、その特長を挙げてみよう。

「経営力」を伸ばす
勉強法はあるか
 
【社会人経営大学院】
 いわゆる国内MBAである。しかし、これは社長には向かない。まず二年間にわたって多大な時間を取られる。実際に足を運べばわかるが、社会人経営大学院は、「将来経営者になりたい」アラサー社員(三〇才前後)の、非管理職からせいぜい課長までが圧倒的で、「もう経営者」を教えるところではない。

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