2011年12月4日日曜日

「経営者の器」 連載18

◆後継までの道のりを用意する

後継者が30代で入社したとして、現社長がまだまだ現役なら、後継が発生するまでに15年とか20年もかかる場合もあるだろう。後継候補指名が明らかなら、「ジュニア」とか「若殿」として特別な存在となることは避けられない。そうだとしたら、本人のキャリア・パスについて特別扱いすることは当然だ。外部の経営者の元で学んできた後継者ならば、従業員達にも受け入れられるだろう。
次回では、後継経営者としてどのように育てていけばよいのかについて書く。

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