2012年2月6日月曜日

「社長のための勉強法」 連載19

オフ・ビジネスでも自分磨きを(5)

③コンディションを整え、外の刺激を求めよう  

 社外では「常在戦場」の心構えでいたい。現場では逆に、いつでも「平常心」でいたい。会社においては社長の指揮、そして意思決定が決定的に重要だからだ。  

 「平常心」のレベルを高めるにはどうしたらよいか。まずは心身のコンディションづくりに励みたい。これも広い意味で、社長の勉強である。  

心のコンディションを保ち、胆識を養うには読書の習慣が不可欠である。ビジネス書や経営者の類の読書については前に述べたが、人間力を養うには、東西の古典といわれる書物に親しむことだ。文学でもよいし、社会学系の書物でもよい。時間という水に洗われて残った、古典といわれるスタンダードには必ず価値があり、人間のグレードを上げていくのに役立つ。

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