2012年2月4日土曜日

パナソニック 大坪文夫社長 最悪決算 弱々しい発表

昨日のブログで松下幸之助の「道をひらく」(PHP研究所)を取り上げたら、本日はパナソニックの今期見通しの下方訂正発表のニュースに接した。今期の赤字が7,800億円になると!その額は日本の製造業としては史上1位になるかもしれない、というではないか。

プラズマが液晶との戦争に敗れたことは仕方がないとして、敗色が明らかになっていたときに新工場の建設を取りやめなかった経営判断は失敗だった。自らを後継指名してくれた「プラズマ推進教祖」の中村会長への忖度があったのではないか。

それにしても、見通し発表での大坪社長の弱々しい印象はどうだろう。とても日本を代表する数兆円企業のトップの有様とは見えない。「来年はV字型回復を」など、戯言を言う前に、中村会長共々、引責辞任をすべき巨額赤字ではないか。


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