東日本の鋼材需要を支えている「鉄の市場」
――すごい団地ですね。広さはどのくらいあるのですか。加藤里行氏(以下、加藤) 約108万平方メートル(32.7万坪)ほどのなかに、270の事業所が入っています。団地で働いている従業員の数は4000人を超えています。
――東京ドームの23個分という広さですか。事業所というのは、すべて鉄鋼関係なのですか。
加藤 はい。ここは鉄鋼関係の団地として造成されたので、鉄鋼を加工する工場や鉄鋼を保管する倉庫などが集結しました。第1期が1969年に、第2期が80年に引き渡しされたのですが、第2期造成分には第1期ですでに進出していた会社のみが申し込めたので、全体での企業数は200社ほどになっています。事業所の「敷地コマ」は400坪が単位で、4コマを使用している工場も多くあります。
(この項 続く)
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