2016年4月21日木曜日

ディズニーR隣に同じ広さの「鉄の国」があった!壮観な工場群・浦安鉄鋼団地の秘密(2)

鉄鋼団地の入り口にある「浦安鉄鋼会館」で、浦安鉄鋼団地協同組合の加藤里行(のりゆき)専務理事に話をうかがった。

東日本の鋼材需要を支えている「鉄の市場」

――すごい団地ですね。広さはどのくらいあるのですか。

加藤里行氏(以下、加藤) 約108万平方メートル(32.7万坪)ほどのなかに、270の事業所が入っています。団地で働いている従業員の数は4000人を超えています。

――東京ドームの23個分という広さですか。事業所というのは、すべて鉄鋼関係なのですか。

加藤 はい。ここは鉄鋼関係の団地として造成されたので、鉄鋼を加工する工場や鉄鋼を保管する倉庫などが集結しました。第1期が1969年に、第2期が80年に引き渡しされたのですが、第2期造成分には第1期ですでに進出していた会社のみが申し込めたので、全体での企業数は200社ほどになっています。事業所の「敷地コマ」は400坪が単位で、4コマを使用している工場も多くあります。

(この項 続く)

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