コツコツ、コツコツ、とにかく地道にがんばるのが中小企業
――松田社長は学卒ですぐに家業に入社されたのですか。
松田氏 いいえ、新卒したときは鋼材専業の商社で勉強させてもらいました。松田商工に入社したのは26歳のときです。
――社長に就任なさってから8年。ビジネスはどんな具合に発展したのでしょうか。
松田氏 社員の数でいえば、55名だったのが95名になりました。近いうちに100名の大台に乗せられれば、と願っています。年商は23億円ほどです。
――経営者としてどんなところに力を入れているのですか?
松田氏 それは、技術なんですね。鋼材の加工というのは、いってみれば匠の技術なのですが、匠の技術だからこそ他社では再現しにくいという側面があります。
――そうすると、現場作業者の養成、そして確保が重要となるわけですね。
松田氏 私どもが考えているのは「鉄を通して、社員の成長とお客様の繁栄を実現したい」ということですが、具体的には「折り曲げ」と「ロール」という加工を、当社の強みとして追及しています。
(この項 続く)
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