2015年3月31日火曜日

『孫正義の参謀: ソフトバンク社長室長3000日』嶋聡 書評220(1)

東洋経済新報社、新刊。著者は昨年3月末まで社長室長として孫正義に仕えた。

前身は、3期務めた衆議院議員。それも民主党で、現役時代が民主党政権だったことから、政界に太いパイプを持ち、孫社長の種々のプロジェクトで政治的な対応が必要なものの折衝に当たった。

スプリントの買収、太陽光発電、東北大震災後の救済あるいは復興プロジェクトに対して、筆者とソフトバンク社というより孫社長がどう考え、どう意思決定をし、どう立ち回ったかがよく分かるメモリアル・ノートだ。とても興味深い。

(この項 続く)

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