2014年9月20日土曜日

社長はどう勉強 (3)

●セオリーと実践講義を融合したプログラム


 ちなみに筆者は5年前から、そんな経営者の「学び」に関する悩みを解決するため「経営者ブートキャンプ」というプログラムを主宰している。

 10月から第10期を迎える本プログラムの最大の特徴は、月1回(土曜日全日)で半年間という期間に、「戦略カードとシナリオ・ライティング」により実際に自社(自部門)の3年戦略を立案。途中に2回のグループ発表でお互いインプットをし合う。最終発表した戦略はそのまま自社に持ち帰って実践してもらう。この方法により、業績の大きな伸張を果たした卒業生がたくさん出ている。

 戦略策定のほかに、筆者が「成長戦略」「組織戦略」「極め打ち戦略」などを講義するのに加えて、新氏を含む著名経営者を各期数人招き、特別講義を行う。さらに受講者は半年間の間に5冊ほどのしっかりした経営書を読み、クラスで発表・討議する。加えて、招聘する特別講師の著書を講義前に事前配布する。

(この項 続く)

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