2014年9月26日金曜日

『結果を出すリーダーはみな非情である』(冨山 和彦) 書評208(1)

ダイヤモンド社、2012年刊。著者は産業再生機構でCOOを務めた後、(株)経営共創基盤を設立、代取CEO.

官民の両方の立場で取り扱ってきた再生企業の数では群を抜いている。その過程で多数の経営者を見てきた。繁栄してきた企業を駄目にした経営者、そして再生を委託して成功して貰った多くの優秀な経営者、というわけだ(実はそんな優秀なプロ経営者も私の所の経営者ブートキャンプに来てくれている)。

そんな「経営者への目利き」の冨山氏が書かれたリーダー論なので、まことに的を射ている。現場側の経営者として育った私も大いに賛同するところが多かった。

本書で示されている、氏の優れた指摘は例えば、、、

(この項 続く)

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