2014年7月15日火曜日

『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 』書評204(1) 戦略セオリー vs マーケティング・セオリー

12版(2008年、Pearson Education Japan for JP )。初版は何と1968年。


経営者ブートキャンプでクラス発表をしてくれた人は、外資の社長だったが、彼がアメリカへMBA留学した時(15年ほど前か?)この本がクラスのテキストだった。何を隠そう、私も1980年にこの本(原書)でマーケティングを本格的に勉強し始めた(青山学院大学院)。全世界のビジネススクールはもとより、マーケティングを体系的に学ぼうとする全ての人にとってのバイブルであることは間違いない。
 

クラスでの報告者によると、この本の凄いところは、「進化しているところ」。版を新しくするたびに内容が精緻化し、そして新しいセクションが追加されてきた。それでページが増えてきて、12版日本語版は1,000ページに達している。あちらの原書は、14版まで進んでいると。

その報告によると、半世紀を通してのコトラーの大功績というのは3つあり、それは、、、

(この項 続く)