2014年7月10日木曜日

『10歳から身につく 問い、考え、表現する力』(斉藤淳) 書評202(1)

NHK出版、新書。

当ブログでの書評シリーズは、その対象を経営書、ビジネス書としてきた。先日めでたく200冊目をアップし、それは著者からご恵贈頂いたモノだった。201冊目も今回の202冊目もそれぞれのご著者からお贈り頂いた。

本書は、その内容や体裁は一般教養書である。しかし、実はビジネス書としての性格を有している。というのは、この本は著者である斉藤淳氏と、氏が創立なさった学校であり企業である J Institute(J Prep 斉藤塾)の情報発信、つまり周到なマーケティング媒体でもあるからだ。

私に言わせれば、斉藤氏は日本のこれからの20年を代表する文化人となる方だ。40代で元国会議員、イェール大学からの博士号にして元同大助教授、れっきとした国際政治学者で学術著書は著名な賞をもらっている。

そんな煌めく前歴を持って登場した斉藤氏が、、、

(この項 続く)