2018年8月21日火曜日

阿波踊り、遠藤市長の間違った判断でブランド毀損…来場者激減→巨額の経済的損失か(7)

匿名のメール


 前回記事に対して直接感想をメールなどでもいくつかいただいた。そのなかで、私の切り口と異なる8月16日にいただいたメールが興味深いものだったので、ここで紹介したい。

そのメールの送り主は匿名(以下、「Aさん」とする)で、「徳島市の内実を伝え聞いているものとして、メールをさせていただかずにはおれませんでした」と、始まっていた。

 Aさんは、総踊りの中止について「簡潔に申して、これは『経済』の問題ではなく、汚い『政争』なんです」と主張している。そして、中止を実質的に決定した遠藤彰良市長は2016年3月に初当選しているが、「2年前に就任した今の市長は、長年、徳島市に巣くっていた『既得権益者(とだけ申しておきます)』と、手を組まなかった」(Aさんのメールより)という。

「既得権益者」が誰なのか具体的に明らかにされてはいないが、登場人物から役割を当てはめる「プレイヤーズ・セオリー」からは、阿波踊りを昨年まで主催していた徳島市の観光協会と、今回総踊りを強行自主開催した「阿波おどり振興協会」だと推察される。

 (この項 続く)

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