2012年5月20日日曜日

八甲田山遭難とリーダーシップ


九段クラブ5月19日(土)隔月例会で、I会員が「八甲田山踏破に挑んだ先人に学ぶリーダーシップ」と題して発表してくれた。数十に及ぶスライドと豊富な資料の準備に圧倒された。

「八甲田山死の彷徨」(新田次郎、新潮社)を、実資料とを付き合わせ、小説(創作)化された部分を明示。雪中行軍訓練と調査が実施された背景と経緯をつぶさに報告してくれた。

もちろん、一番の関心はほぼ全滅してしまった青森隊と全員生還した弘前隊の分析と比較だ。準備と、そして何よりリーダーシップの違い。さらにシャクルトン(南極遭難で全員生還)から著名なリーダーシップ論にまで触れて、充実した発表となった。

ちなみに私も、本ブログで上記小説の書評を行っている。次のURL.
http://yamadaosamu.blogspot.jp/2010/11/blog-post_21.htm

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