2014年11月23日日曜日

『同族経営はなぜ3代で潰れるのか? ファミリービジネス経営論』 武井一喜 書評217(1)

クロスメディア・パブリッシング社、新刊。実は著者は4年前にそのタイトルも『同族経営はなぜ3代でつぶれるのか?』というタイトルの書を同じ出版社から上梓している。そして、その時も私は書評を書いた。
2010年8月25日http://yamadaosamu.blogspot.jp/2010/08/blog-post_25.html

同じ著者で同じ出版社から、『つぶれる』と『潰れる』と漢字使いだけが違うタイトルの本を出すというのは混乱する。私なら新しい題を付ける。

さて本書の場合、同じような袋に盛られたのが同じ酒、というわけではない。めでたく、より芳醇なウマ酒がしっかりたくさん入った。

「同族会社」は近年の経営学では「ファミリー・ビジネス」と呼ばれるようになって、この20年ほどの間に急速に研究が進んできた分野だ。著者の武井氏はこの分野で書を著すべきあらゆるご経験を有している。それらは、、、

(この項 続く)

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