香港には40回近くいっている。「そんなに?」と思われるだろうが、王氏港建日本(株)の社長時代4年間ほぼ毎月のように本社詣でをしていた。その他にも華人経営研究などで渡港を重ねていた。
香港ウォッチャーとしてのハイライトは、1997年に中国への返還式典を現地取材しに行ったことだ。当時はフィリップス・ライティング社の社長になっていた。華人型経営について長期連載をしていた月刊誌「経営者会報」(日本実業出版社)の名義で日本からジャーナリスト・パスを申請し、式典取材を許可されたのだ。
取材ではトン新主席を間近に接見したり、とにかく私の香港訪問歴の中でも異例で興味のある旅となった。
6月30日の返還式典を挟んで1週間滞在したが、終始雨だった。香港としては珍しい長雨で、しかも結構降り続けた。
「半世紀続いた英国統治が終わることへの涙雨か」
などと思った。あれから10有余年、香港経済と民生は今?久しぶりの訪問に興味は尽きない。
明日からブログは、渡航のため数日間休筆。
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