2015年10月30日金曜日

甘ったれるな新日本プロレス!サーカス化&世界進出を目指せ!選手を海外貸出すべし(3)

新日本プロレスリングの年商は27億6000万円(15年7月期)で、社員数は42名とされる(レスラーたちは独立事業主として会社と契約関係にあるので、含まれない)。規模的には中堅というより失礼ながら中小企業に近い。アントニオ猪木が創立した会社としての知名度とは結構な乖離がある。

日本でプロレスが全盛期といわれたのは1990年代のことで、テレビも複数局がオンエアし、猪木や馬場は「スポーツ選手高額納税者番付」などにも登場していた。それが没落したのは、総合格闘技界に打って出て、その最強伝説を自ら地に落としてしまったからだ。今では人気選手やチャンピオンでも年収は1000~2000万円台ほどと推定されている。プロ野球やサッカー、あるいは大相撲などの花形プロスポーツとは比べるべくもない。

 

ロールモデルはWWE


「売上を2020年までに100億にしなければ話になりません」(「週刊プロレス」<ベースボール・マガジン社/10月21日号>)と語ったのは、新日本プロレスリングの木谷高明オーナーである。木谷氏はカードゲームのブシロードグループの創業社長だ。同グループは年商212億円強(15年7月期)で、新日本プロレスリングを2012年1月に子会社とした。

(この項 続く)

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