2018年11月10日土曜日

なぜLIXILは、プロ経営者を連続解任したのか? 創業家、CEOに復帰で独裁経営(1)

リクシル本店(「Wikipedia」より/Rs1421
LIXILグループは10月31日に会見を開き、瀬戸欣哉社長兼CEOが来春に退任し、後任の社長に社外取締役の山梨広一氏が就任し、潮田(うしおだ)洋一郎取締役会議長が会長兼CEOに就任すると発表した。

潮田氏は創業家出身で、同社内で大きな意思決定権を行使している。同社では瀬戸氏の前任だった藤森義明氏に続いて、「プロ経営者」が短期での実質更迭となった。

 創業家が資本の保持だけでなく経営にも大きく関与している場合、招聘されたプロ経営者は機能しにくい場合がある。退任する瀬戸社長の本音はどんなものだろうか。

 また、直接経営に乗り出すことになった潮田氏だが、この機会に同社はオーナー経営型を続けたほうがよいのではないか。

業績が下降すると退任を迫られる、それが雇われ社長の辛さ


(この項 続く)

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