マネジャーに「スキー場のレストランが一杯で移動してきた、この後もう一滑りして温泉に入りたい」
と、話したら
「本当は駄目ですが、特別ですよ」
となった。私たち3人揃って温泉施設の入り口まで行って顔を見せて当該の利用券を買ってくれ、との指示。
そうしたのだが、この対応はサービス業にある管理職とは思えないものだ。
1.客が金を使いたいと行っているのに、それを拒絶するルールに合理性が無い。
2.ウェイトレスおよびマネジャーに接客側の態度がない。お役所ですね、これは。
3.休日のスキー場レストランでの大混雑が発生するなら、スキー場側で隣接するこの温泉レストランの告知、誘導を積極的にすべき。
4.加えて、温泉にも入っていってもらえるよう、この「特別券」の存在と販売をスキー客に販促する。利便性を高めるために、ランチ利用と温泉利用は時間が分かれても構わない、とする。
この会社(スキー場も温泉も同じ会社)はビジネス機会を逃しているし、従業員教育に改善の余地がある。
(この項 終わり)
2013年2月13日水曜日
街角景気 立ち上がる スキー場は長蛇の列 (続き1)
2月10日、3連休の中日に日帰りでスキーに出かけた。「10年ぶりの大繁盛」ということで、場内のレストランはテーブル待ちの大行列。望みがないので、車を動かし、隣接同系列の日帰り温泉に移動。
別世界のような空き具合と豪華施設。「帰りにまたよって温泉に入っていこう」と衆議一決。「入浴券付き特別メニュー」をオーダー。
ところが、
「すぐに温泉に入ってくれないとお受けできない」と、ウェイトレスが。
「マネジャー呼んでもらえますか」
と、私たち、、、
(この項 続く)
別世界のような空き具合と豪華施設。「帰りにまたよって温泉に入っていこう」と衆議一決。「入浴券付き特別メニュー」をオーダー。
ところが、
「すぐに温泉に入ってくれないとお受けできない」と、ウェイトレスが。
「マネジャー呼んでもらえますか」
と、私たち、、、
(この項 続く)
2013年2月12日火曜日
次世代経営幹部研修 佳境に(3)
長野県のとある製造業メーカーで、昨年末から「次世代幹部養成研修」を行っている。
どこの会社に行っても、特にそこが製造業だと感じるのが、マーケティングについての基本的な知識や認識の欠落だ。とくに技術畑の管理職の方には、用語からして初遭遇のものが圧倒的だ。
ということで、第1講での午後の座学では「マーケティングの基本」をしっかりと教えた。
(この項 続く)
どこの会社に行っても、特にそこが製造業だと感じるのが、マーケティングについての基本的な知識や認識の欠落だ。とくに技術畑の管理職の方には、用語からして初遭遇のものが圧倒的だ。
ということで、第1講での午後の座学では「マーケティングの基本」をしっかりと教えた。
(この項 続く)
2013年2月11日月曜日
2013年2月10日日曜日
街角景気 立ち上がる スキー場は長蛇の列
2月10日、3連休の中日に日帰りでスキーに出かけた。
毎年行っている中央高速富士見ICからの富士見パノラマスキー場に11時頃着いたら、駐車場が満車で国道から3キロ近く車待ち(後で聞いたら、午後2時くらいまで入れなかったとのこと)。
急遽近場の別のスキー場に向かったら、ここも芋を洗うような混雑。リフトで乗り合わせた地元のスキー・スクールの先生が「十年来無かった混雑」とのこと。慶賀の至りだ。
毎年行っている中央高速富士見ICからの富士見パノラマスキー場に11時頃着いたら、駐車場が満車で国道から3キロ近く車待ち(後で聞いたら、午後2時くらいまで入れなかったとのこと)。
急遽近場の別のスキー場に向かったら、ここも芋を洗うような混雑。リフトで乗り合わせた地元のスキー・スクールの先生が「十年来無かった混雑」とのこと。慶賀の至りだ。
2013年2月9日土曜日
次世代経営幹部研修 佳境に(1)
アラフォー当たりの課長級が6名選抜された。一人は、オーナー会長のご子息部長。
私としては、「若殿とそれを支える5人の旗本連」として結束を強めて欲しい」
と、呼びかけている。
(この項 続く)
私としては、「若殿とそれを支える5人の旗本連」として結束を強めて欲しい」
と、呼びかけている。
(この項 続く)
2013年2月8日金曜日
JALのV字回復、社員はどう関わったか(3)
2013年2月7日木曜日
JALのV字回復、社員はどう関わったか(2)
2013年2月6日水曜日
JALのV字回復、社員はどう関わったか(1)
2013年2月5日火曜日
船井電、フィリップスのAV機器事業など取得
船井電機がフィリップスから家庭向けオーディオ・ビジュアル機器事業を取得する。船井電機は、5年前に北米市場(米国、カナダ)におけるフィリップス製テレビのブランドライセンス契約を締結、昨年7月にはフィリップスが設計および開発した製品を北米やメキシコで販売する契約を交わした。船井電機では、今回の合意により、「グループの取扱製品群の拡充に加え、欧州、アジア、南米などへの販売地域拡大が可能になる」としている。http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1301/29/news150.html船井は世界で知名度の高いフィリップスのブランドを使って家庭用電気製品の拡販を図る。一方事業の売却を続けてきたフィリップスに残るのは、医療用機器、照明機器、ヘルスケアの三部門だけとなる。
戦後のエレクトロニクス産業で最大最強と思われていたヨーロッパの雄が縮小に縮小を重ねて生き残りを図っている。
フィリップスライティング・ジャパンの社長を務めていた私には感慨深い報道だった。
ソフトバンク 青野史寛社長室長 経営者ブートキャンプに登壇!(4)
![]() |
| 3社で一番になった! |
「言い訳はしない、約束したことは実行してしまう」
「No.1へのこだわり」
「M&AしたところはV字回復」
「部長の退職率は1/3・年!」
ビジネスモデルを変革し続けることにより、「世界の人々から最も必要とされる企業になりたい」というビジョンに向かってばく進、猛進している孫さんと同社。それを支える青野さんのようなテクノクラート・エグゼクティブ、、。全く興味が尽きない企業である。見つめ続けようではないか。
(この項 終わり)
2013年2月4日月曜日
ソフトバンク 青野史寛社長室長 経営者ブートキャンプに登壇!(3)
ソフトバンクの人事部長というのは、青野さんの前は1年と持たなかったそうだ(青野さん自身は着任8年目)。
青野さんが前職であるリクルート・グループで孫さんの求人を手伝った。それが凄い話しで、まだ1,700名規模だった時に、「1年で3,000人採用しろ」という要請があり、それをやり遂げたのが契機だったとか。
「三回目に会ったとき、初めて名前を名乗らせて貰った」
そうで、名刺の交換は遂に無かったそうだ。孫さんはそもそも青野さんのことを自社の社員だと思っていたそうな。
「とにかくいきなり本題を、本題だけを話す人なんだ」
とも。 (この項 続く)
青野さんが前職であるリクルート・グループで孫さんの求人を手伝った。それが凄い話しで、まだ1,700名規模だった時に、「1年で3,000人採用しろ」という要請があり、それをやり遂げたのが契機だったとか。
「三回目に会ったとき、初めて名前を名乗らせて貰った」
そうで、名刺の交換は遂に無かったそうだ。孫さんはそもそも青野さんのことを自社の社員だと思っていたそうな。
「とにかくいきなり本題を、本題だけを話す人なんだ」
とも。 (この項 続く)
ソフトバンク 青野史寛社長室長 経営者ブートキャンプに登壇!(2)
2013年2月3日日曜日
ソフトバンク 青野史寛社長室長 経営者ブートキャンプに登壇!(1)
2013年2月1日金曜日
『本当に使える・使えない経営戦略』 新著 4月13日発売決定!
『コダックは滅び、ユニクロは栄えた これで語れる・立てられる、
本当に使える・使えない経営戦略』
(仮タイトル)
(仮タイトル)
対象: 経営者、幹部、管理職、経営セオリーなどに興味がある若手ビジネスパーソン、経営学部学生
① ユニクロ、星野リゾート、コダック(倒産)、GE、ヤマダ電気など、近年話題の企業事例を経営戦略セオリーの観点から解説する。
② マイケル・ポーター以来、世に溢れてきた経営セオリーで主要なモノを取り上げ、概観・整理する。
③ 経営者の視点から、それぞれの限界や実経営にそぐわない点を挙げ、理由を述べる。
④ 実経営に貢献できる経営セオリーを指摘し、その活用法を示す。
⑤ 実際に経営戦略を立てられる、山田式「課題解決型の戦略立案法」を紹介。
⑥ 結果、全体として読者が主要経営セオリーに対しての理解を深め、実際に自分で経営戦略(部門戦略も含む)を立案できる道筋を与える。
4月 発売決定!書店発売4月13日予定
職務経歴書 山田式 (2)
さて,同書は1995年の刊行ということでもう手に入らなくなっていた。ところが旧年末にデジタル出版された。ご興味のある方は、下記からダウンロード購入されたい。わずか数十円!
原著だって1,500円定価だったから、特に高い本ではなかった。手軽に入手できるような世になってきたが、著者としては少し複雑な思いもある。
https://play.google.com/store/apps/details?id=books.asuka.daisitugyou.mcbook
(この項 終わり)
職務経歴書 山田式 (1)
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| 『大失業時代に職を見つける』より 1995年著 |
1995年に著した『大失業時代に職を見つける』(明日香出版)で、アメリカ型resumeの日本版を提唱した。日本ドレーク・ビーム・モリン社(再就職支援:アウトプレースメントの日本における草分け)で、副社長コンサルタントをしていた時期(1992年)があり、その時にカウンセリー(再就職活動者)に指導し始めたものだ。
職歴は新しいものから、そして各社で達成した業績を掲げる。能力、長所などを売り込むなどの特長があり、山田式は瞬く間に世の常識となった。
https://play.google.com/store/apps/details?id=books.asuka.daisitugyou.mcbook
(この項 続く)
2013年1月31日木曜日
水谷栄二先生 知られざる日本の知性 (2)
![]() |
| 故 水谷栄二先生 |
国弘正雄氏(元国会議員、評論家)
小松茂美氏(同時通訳、サイマルインターナショナル創業)
村松増美氏(同上)
今井正明氏(ケンブリッジリサーチ研究所創業者)
など、錚々たる著名人が輩出した。
私たち教え子の評価は、「水谷先生の知性と見識が抜き出ている」ということで一致している。
経営コンサルティング ミラン クーバーニュー・アメリカン・イデオロギー―新時代の経営思想 (1979年) ジョージ・C.ロッジ ハーバードで教える人材戦略―ハーバード・ビジネススクールテキスト
など幾つかの質の高い訳業はなさっていたが、私は何度も
「先生、ご本を書いてください、出してください」
とお願いした。
結局、世間に広く知られることの無かった日本の大知性に私たち九段クラブの面々は、卒業後も20数年間導いていただくという僥倖に恵まれたのだ。
(合掌:この項 終わり)
水谷栄二先生 知られざる日本の知性 (1)
![]() |
| 故 水谷栄二先生 |
私たちは70年代に国際関係学院で先生の国際ビジネス系のクラスで学んだ者達だ。
先生は教師ではなく、学者でもなかった。人材系のトップコンサルティング会社、エゴン・ゼンダ―とワイアットの日本法人を立ち上げ、マッキンゼーではNo.2の人材開発部長としてあの大前研一を支えた。世界コンサルタント会議では2度にわたって日本を代表してキー・ノート・スピーチをした。
The Consutant for Consultantsと自他が認めていた。
(この項 続く)
2013年1月28日月曜日
『戦略立案ハンドブック 』デービッド・A. アーカー 書評163(2)
『戦略立案ハンドブック 』デービッド・A. アーカー 書評163(1)
2002年刊、東洋経済新報社、3,990円。
高い本だ。
「ハンドブック」というから、「戦略立案」の方法について、具体的なステップが書かれているのかと期待した。そして、、、そんなことはなかった。
「戦略を立てるときに留意すること」、つまりTipsが沢山書き連らなれている。コンサルタントが著した本なので、それらが網羅的で羅列的で、つまり退屈だ。どこが肝心なところが分からず、読み進めるのが苦痛な大部の本だ。
(この項 続く)
高い本だ。
「ハンドブック」というから、「戦略立案」の方法について、具体的なステップが書かれているのかと期待した。そして、、、そんなことはなかった。
「戦略を立てるときに留意すること」、つまりTipsが沢山書き連らなれている。コンサルタントが著した本なので、それらが網羅的で羅列的で、つまり退屈だ。どこが肝心なところが分からず、読み進めるのが苦痛な大部の本だ。
(この項 続く)
2013年1月27日日曜日
99.7%は中小企業
大同生命がTVコマーシャルで「社員を家族と思う」というオーナー経営者向け保険広告を流している。社員を子供と見立て、「7男5女」などと表現しているものだ。
このコマーシャルでの「日本の会社の99.7%は中小企業」という説明は、実は私が提唱した。2007年に著した『あなたの会社、誰に継がせますか? 売りますか?』(ダイヤモンド社)の中で、総務省の統計を使い、日本で登録している全事業所と、従業員数30名以下のそれを数え上げ、算出したのである。爾来、その割合が諸処で引用されるようになった。
http://www.amazon.co.jp/dp/4478000859
私の指摘は一貫して、「世の経営書の類の本当に多くは、殆ど存在しない大企業を前提、対象にして書かれている。絶対大多数の中小企業に適する経営戦略はどこにあるのか」ということだ。
このコマーシャルでの「日本の会社の99.7%は中小企業」という説明は、実は私が提唱した。2007年に著した『あなたの会社、誰に継がせますか? 売りますか?』(ダイヤモンド社)の中で、総務省の統計を使い、日本で登録している全事業所と、従業員数30名以下のそれを数え上げ、算出したのである。爾来、その割合が諸処で引用されるようになった。
http://www.amazon.co.jp/dp/4478000859
私の指摘は一貫して、「世の経営書の類の本当に多くは、殆ど存在しない大企業を前提、対象にして書かれている。絶対大多数の中小企業に適する経営戦略はどこにあるのか」ということだ。
2013年1月26日土曜日
国際経営戦略研究学会、 「採用活動の新潮流」
中川社長の話の中では、「海外人材の採用では、留学生を採用するより現地国での新卒採用の方が遙かに高レベルの人材を採用できる」という指摘が印象に残った。当学会の発表で今まで一番実務に近い話しだった。こちらのほうがおもしろい。
経営者ブートキャンプに参加している、人材会社の社長を同伴。発表と同伴者の両方の話しを聞くと、人材マーケットがここ数年になく盛り上がっているとか。これもアベノミクスの好影響か。青学に足を踏み入れたのは、留学前にここの経営学部がハワイ大学Bスクールと提携して開催していた英語による社会人大学院コースに出席していたとき以来。すっかり綺麗になり感慨深かった。
2013年1月24日木曜日
全国経営者大会で経営相談
2013年1月21日月曜日
『本当に使える・使えない経営戦略』 新著 脱稿!
『コダックは滅び、ユニクロは栄えた
これで語れる・立てられる、本当に使える・使えない経営戦略』
対象: 経営者、幹部、管理職、経営セオリーなどに興味がある若手ビジネスパーソン、経営学部学生
① ユニクロ、星野リゾート、コダック(倒産)、GE、ヤマダ電気など、近年話題の企業事例を経営戦略セオリーの観点から解説する。
② マイケル・ポーター以来、世に溢れてきた経営セオリーで主要なモノを取り上げ、概観・整理する。
③ 経営者の視点から、それぞれの限界や実経営にそぐわない点を挙げ、理由を述べる。
④ 実経営に貢献できる経営セオリーを指摘し、その活用法を示す。
⑤ 実際に経営戦略を立てられる、山田式「課題解決型の戦略立案法」を紹介。
⑥ 結果、全体として読者が主要経営セオリーに対しての理解を深め、実際に自分で経営戦略(部門戦略も含む)を立案できる道筋を与える。
今春 発売予定!
2013年1月20日日曜日
経営者ブートキャンプ 第7期 5月からの日程発表
経営者ブートキャンプの次期の日程が発表された。受け付けも開始されたので、志のある経営者と幹部は参集してほしい。
第1回 2013年5月11日(土)
第2回 2013年6月 1日(土)
第3回 2013年6月22日(土)
第4回 2013年7月13日(土)
第5回 2013年8月 3日(土)
第6回 2013年8月24日(土)
第7回 2013年9月 7日(土)
詳細は下記から。
http://www.keieisha.jp/seminar130511.html
第1回 2013年5月11日(土)
第2回 2013年6月 1日(土)
第3回 2013年6月22日(土)
第4回 2013年7月13日(土)
第5回 2013年8月 3日(土)
第6回 2013年8月24日(土)
第7回 2013年9月 7日(土)
詳細は下記から。
http://www.keieisha.jp/seminar130511.html
2013年1月19日土曜日
鴻海(ホンハイ)、自社ブランド開始 弊害の方が大きい(2)
90年代に香港で最大のEMSだった王氏グループはセガの最大の下請けとして、年間800万台ものTVゲームを製造していた。余勢を駆ってミニ・ステレオの自社ブランド拡販に乗り出そうとした。日本法人の社長をしていた私は、アフター・サービスや流通などの難問を指摘して大反対した。80年代に勤務していたコーニング社は光ファイバーなど、特殊ガラスで傑出したメーカーだった。これがまたその時、「マーケットを自分でコントロールしたい」とのことで、サングラスへの進出を図った。レイバンのような自社ブランドを作りたがったわけだ。
両方とも、B-to-B会社の儚い夢プロジェクトで終わった。前者のケースでは、顧客だったヤマハからの信頼感を損ねただけだった。
(この項 終わり)
2013年1月18日金曜日
鴻海(ホンハイ)、自社ブランド開始 弊害の方が大きい(1)
(日本経済新聞2013/1/15)『家電製品などの受託生産で世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が自社製品の生産・販売に乗り出す。このほど台湾の傘下の家電量販店で60型の液晶テレビを発売した。
米家電量販大手のラジオシャックとも提携、中国大陸で合弁店舗を増やして拡販する。中国の人件費上昇を受けて受託生産の利益率が低下しており、事業モデルを一部修正して成長を目指す。
鴻海はこれまで最大の顧客である米アップルのスマートフォン(スマホ)などの受託生産に特化していた。今後は中国などに自前で築いた小売り網で自社製品を販売する事業も展開する。家電を自社生産・販売するのは初めて。
B-toB専業だった鴻海(ホンハイ)がB-to-Cに乗り出す、という一報。EMS(電子製品製造受託)企業が陥る典型的なジレンマと罠に同社も嵌ってしまった。
「顧客企業とは競合しない」と言いつつ、野心には限定がない。そのことを顧客側も読み取る。潜在競合となる可能性があり、能力がある巨大EMSが一歩を踏み出してしまった。もうそれだけで、顧客企業との従来の関係は損なわれ始めている。
(この項 続く)
B-toB専業だった鴻海(ホンハイ)がB-to-Cに乗り出す、という一報。EMS(電子製品製造受託)企業が陥る典型的なジレンマと罠に同社も嵌ってしまった。
「顧客企業とは競合しない」と言いつつ、野心には限定がない。そのことを顧客側も読み取る。潜在競合となる可能性があり、能力がある巨大EMSが一歩を踏み出してしまった。もうそれだけで、顧客企業との従来の関係は損なわれ始めている。
(この項 続く)
2013年1月17日木曜日
関西大震災の思い出
18年前の今日、私は帝国ホテルの一番大きな宴会場にいた。その日はセガが取引先を集めて大新年パーティを開催していた。
午後一番、大前研一氏の講演が始まるときに、「新幹線が止まり、大前先生が来れない」というアナウンスが流れた。
その後、二つの式次第が同じようにゲストの未着で流れ、やがて大会場は騒然となり次々と客達は姿を消していった。
あの日の大災害は、私の人生観にも影響を与えた。日本の2大都市のこちらにいた私は大饗宴に参列していた。その時彼の地は死生が分かれる状況が現出していた。
「生かされている」
という強烈な思いがその後数日のニュースに接して醸成された。
午後一番、大前研一氏の講演が始まるときに、「新幹線が止まり、大前先生が来れない」というアナウンスが流れた。
その後、二つの式次第が同じようにゲストの未着で流れ、やがて大会場は騒然となり次々と客達は姿を消していった。
あの日の大災害は、私の人生観にも影響を与えた。日本の2大都市のこちらにいた私は大饗宴に参列していた。その時彼の地は死生が分かれる状況が現出していた。
「生かされている」
という強烈な思いがその後数日のニュースに接して醸成された。
2013年1月16日水曜日
『エクセレント・カンパニー 』トム・ピータース他 書評162(5)
『エクセレント・カンパニー』のその後を検証してみて私が思ったことです。まず一つは、経営セオリーには流行りがある、ということです。あの本は当時とてつもないブームを経営者やビジネスパーソンの間に引き起こしました。
その二つは、いくら流行って人気があるセオリーでも、すべてが正しいとは限らない。どこかに偏りがないか、実ビジネスにそぐわないところがありはしないか、そんなことに気をつけながら読んだり、理解していかなければならない、ということです。
経営戦略セオリーだけに限っても多数の主張が提出され、幾つかはベストセラーとして迎えられて来ました。それぞれが別の主張を提出しているわけですから、すべてのセオリーが同時に正しいことはあり得ません。
有名な戦略セオリーで、どんなところが実企業活動に使えるのか、どんなところが机上の空論なのか。(この項 終わり)
アップル 終わりの始まり
2012年10月25日のブログに「iPadミニ 終わりの始まり」という記事を書いた。
http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=1048986287515383300#editor/target=post;postID=5725018503693106795
iPadミニが発表された。タブレットで他社が7インチ画面の分野で先行しているので、そこへのダウンサイズ化参入ということだ。スティーブ・ジョブスが死んだ後、最初の主要な新製品ということでもある。ジョブス時代の新製品群と比べて、iPadミニは下記のように「チンケ」な性格を有する。
(略)
iPadミニが失敗作だとは思っていない。ジョブスの時代のような革新性や圧倒的な差別点を欠いてきている。中期的には、競合の製品と横並びになっていくことだろう。そして、メーカーとしても全体的に、現在のような突出した存在ではなくなっていく。失敗ではないが、「一人勝ちの終わり」の始まりだ。ジョブスの偉大さを締め括るストーリーとなってきた。
今日、アップル社の株価が500ドル台に下落したという。一時は700ドル台だった。
http://www.blogger.com/blogger.g?blogID=1048986287515383300#editor/target=post;postID=5725018503693106795
iPadミニが発表された。タブレットで他社が7インチ画面の分野で先行しているので、そこへのダウンサイズ化参入ということだ。スティーブ・ジョブスが死んだ後、最初の主要な新製品ということでもある。ジョブス時代の新製品群と比べて、iPadミニは下記のように「チンケ」な性格を有する。
(略)
iPadミニが失敗作だとは思っていない。ジョブスの時代のような革新性や圧倒的な差別点を欠いてきている。中期的には、競合の製品と横並びになっていくことだろう。そして、メーカーとしても全体的に、現在のような突出した存在ではなくなっていく。失敗ではないが、「一人勝ちの終わり」の始まりだ。ジョブスの偉大さを締め括るストーリーとなってきた。
今日、アップル社の株価が500ドル台に下落したという。一時は700ドル台だった。
2013年1月15日火曜日
コメダ珈琲、独立系投資ファンドが買収へ
独立系の大手投資ファンド「MBKパートナーズ」は15日、東海地方を中心に喫茶店「コメダ珈琲(こーひー)店」を展開するコメダ(名古屋市)を買収すると発表した。買収総額は負債も含めて400億円規模とみられる。全国への出店を加速させ、いまの2倍以上となる国内1千店達成を支援するという。
(朝日新聞デジタル1月15日)http://www.asahi.com/business/update/0115/NGY201301150019.html
今時、結構なエクジットだと思う。というのは、直近の同社の年間営業利益は20億円ほどだとも報じられているからだ。400億円規模という買収額は、営業利益の20年分ほどにも相当することになる。コメダを買収保有していたファンドであるアドバンテッジ・パートナーズはこのディールに快哉を叫んでいるのでは。
私がアドバンテッジから依頼を受けて、コメダの社長以下3取締役に「三年経営戦略」を立案して貰ったのが、ちょうど2年前の今頃だった。あの経営指導から2年で店舗数も300店台だったのが500店近くに伸張を果たし、新しいファンドが触手を伸ばしたわけだ。実にめでたく、私も鼻が高い。
(朝日新聞デジタル1月15日)http://www.asahi.com/business/update/0115/NGY201301150019.html
今時、結構なエクジットだと思う。というのは、直近の同社の年間営業利益は20億円ほどだとも報じられているからだ。400億円規模という買収額は、営業利益の20年分ほどにも相当することになる。コメダを買収保有していたファンドであるアドバンテッジ・パートナーズはこのディールに快哉を叫んでいるのでは。
私がアドバンテッジから依頼を受けて、コメダの社長以下3取締役に「三年経営戦略」を立案して貰ったのが、ちょうど2年前の今頃だった。あの経営指導から2年で店舗数も300店台だったのが500店近くに伸張を果たし、新しいファンドが触手を伸ばしたわけだ。実にめでたく、私も鼻が高い。
『エクセレント・カンパニー 』トム・ピータース他 書評162(4)
するとその年の12月に今度は、Fast Companyというアメリカのビジネス誌が『トム・ピータース、真実の告白』というインタビュー記事を掲載しました。その記事の中で、著者トム・ピータース自身が
「『エクセレント・カンパニー』の中で我々はデータをねつ造した」
と認めてしまったではありませんか!さらに、
「あれはマッキンゼーのゴミ箱から出て来たがらくたで、『ヒップ・ポケット・プロジェクト』で、全くのでっち上げだったんだ」
とまで語っています。「お尻のポケットに突っ込んでおくような無価値なもの」のつもりで書き飛ばした、というのです。
「それがあんな騒ぎになってしまうなんて、、」
とも告白しています。こうなると、あの世紀のビジネス・ベストセラーへの賞賛、位置付けとは一体何だったのか、と思わざるを得ません。
(この項 続く)
2013年1月14日月曜日
『エクセレント・カンパニー 』トム・ピータース他 書評162(3)
2013年1月13日日曜日
『エクセレント・カンパニー 』トム・ピータース他 書評162(2)
著者のトム・ピータースとロバート・ウォーターマンはマッキンゼー社のコンサルタントでした。マッキンゼー社のように経営戦略を専門分野としているコンサルティング会社のことを「戦略ブティック」と呼ぶことがあります。戦略ブティックでは自社のエクセレンスを誇示するために、専門書や啓蒙書、あるいはコンサルティング技法を活発に発表しています。『エクセレント・カンパニー』という書物をマッキンゼーにとってのマーケティング活動として見ると、これほど成功したパブリシティは無い、ということができます。同書で「アメリカのジ・エクセレント・カンパニー」とされた企業の認定基準は、財務的には著作の前20年間にわたって増収増益を続けていたこと、そして著者達が考えた「企業としての卓越条件」を満たす会社というものでした。これらの優良企業群が実践している経営をコピーしていけば、あなたの会社もエクセレントになれる、というわけです。とても説得的に聞こえたので、同書が史上最大の経営ベストセラーになったのも不思議ではありません。
(この項 続く)
2013年1月12日土曜日
経営者ブートキャンプ、小グループ発表
一つのグループは4名で構成し、一人1時間を持つ。2講に分かれて、二人ずつ発表してもらっている。第7期では、小グループ発表を各自三回ずつやって貰う。グループのメンツは3回でそれぞれ変わり、全員が全員から学べるようにしている。
今日も大変盛り上がり、質問や助言のコメントが活発に行き交った。私はこの実事例による学習法をMutual Method(互いから学ぶ)と名付けている。Case-Study Methodを超えた学びが実現している。経営者レベルでこれ以上の方法は無いのではないか。
(この項 続く)
2013年1月11日金曜日
ローソン玉塚元一副社長の正念場 (3)
(以下、日経ビジネス 2011年1月24日号)一部の関係者からは「なぜ玉塚氏にこの事業を任せるのか」と、国内コンビニ事業トップへの就任を不安視する見方もある。
玉塚氏はファストリ社長時代は経営目標を達成できず、3年で社長職を降りた過去がある。またリヴァンプではバーガーキングの日本再上陸や、業績不振に苦しむロッテリアの再建など、外食分野が主戦場だった。コンビニ事業での実績はない。
「これまでのところは際立った業績が見いだせない」。この点が経営手腕への疑問視につながっているようだ。新浪社長の期待に応え、不安を払拭できるのか。コンビニ逆風下で玉塚氏は舵取りの重責を担う。(以上引用)
実際にはロッテリアが大きく業績を回復したとか、バーガーキングの店舗が目立つようになった、などということも無い。この、「目立った実績が何もない」スター経営者はどこへ行くのか。
(この項 終わり)
ローソン玉塚元一副社長の正念場 (2)
2013年1月10日木曜日
ローソン玉塚元一副社長の正念場 (1)
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| (写真:山西 英二、時事通信) |
(以上 日経Web版、1月10日)
新人事が実施されるまでの2月いっぱい、現在同社トップの業務管掌は左の図の通りだ。実はこの分担が採用されたとき、玉塚氏はローソンに入社した。その時点では、新浪社長CEOは国内部門を玉塚氏に任せ、自身は海外事業に専念するとされた。2011年1月のことだった。
(この項 続く)
『エクセレント・カンパニー 』トム・ピータース他 書評162(1)
2013年1月5日土曜日
『危機にこそ、経営者は戦わなければならない』金川千尋 書評161
2013年1月3日木曜日
(株)エニグモ 須田将啓CEO 経営者ブートキャンプに登壇
(株)エニグモはソーシャル国際通販サイト「バイマ」を運営している。須田さんがCo-CEOとして創業し、昨年上場を果たした。須田さんは、経営者ブートキャンプ第1期生。昨年冬には、日本の経営者を代表してあのダボス会議にも出席している。また何とサハラ砂漠250Kmを無事完走した。
2012年のスーパーマンだった、その須田さんに現在進行中の経営者ブートキャンプで話をしてもらうようにお願いして、快諾して貰った。2月のクラスに出講して貰うことになった。
これだけの、今の旬の経営者を一クラスで独占できる。当日はOB経営者も集まり、同窓懇親会も予定している。須田さんの「postブートキャンプ」の経営譚を聞くのがとても楽しみだ。
2012年のスーパーマンだった、その須田さんに現在進行中の経営者ブートキャンプで話をしてもらうようにお願いして、快諾して貰った。2月のクラスに出講して貰うことになった。
これだけの、今の旬の経営者を一クラスで独占できる。当日はOB経営者も集まり、同窓懇親会も予定している。須田さんの「postブートキャンプ」の経営譚を聞くのがとても楽しみだ。
経営者を教える、育てる
今年も、本を書いたりして発信しつつ、セミナーや研修を担当したり、経営指導コンサルなどを行っていく。幸い健康に支障があるような箇所もなく―老化は別として―まだスキーにテニスにと飛び回れる体調でもある。
著述及びコンサル活動の中でも、私が一番貢献できるのが「経営者を教えることと育てること」という分野だろう。経営技術的なことでは「経営戦略策定法」の布教である。「戦略カードとシナリオ・ライティング」技法だ。
ヒトを直接教えるのが一番手応えがあり、感謝してもらえる。ということで、近年一番力を入れているのが経営者ブートキャンプだ。幸い現在第6期が盛況に進行していて、次も5月に第7期を開講することが決定している。多くの現役経営者や、経営者を目指す幹部、志の高い人たちに集まって欲しい。
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