2020年1月3日金曜日

誰も知らない「コニカミノルタの奇跡」…企業消滅の危機乗り越え、超グローバル企業に変身(1)

コニカミノルタジャパンが所在する浜松町ビルディング
(「Wikipedia」より/Lover of Romance)


松崎正年コニカミノルタ取締役会議長は今年6月、LIXILの株主総会が行われる直前に新取締役候補として会社側から推挙された。会社側が選定した候補が取締役会で多数を占めれば、新CEOに就任するとも目され注目を浴びた経営者だ。

 松崎氏はコニカミノルタではどのような経営実績を上げ、どのような経営スタイルをとっていたのだろうか。松崎氏の話を聞く機会があったので、振り返ってみた。すると、業績としては突出したものはなかったが、企業の変革期にあって堅実な手綱さばきを見せ、コニカミノルタの事業ポートフォリオの組み替えに成功したことが見て取れた。

LIXILのお家騒動に担ぎ出された著名経営者


株主総会の季節である6月、今年最大の話題というか騒動が、LIXILでの取締役選任争いだった。それに先立ち、LIXILの創業家で元CEOの潮田洋一郎氏による瀬戸欣哉CEO解任が不当だったと私は評論してきた。瀬戸氏はカムバックを目指し、6月の株主総会に向けて自身を含む8名の取締役候補を選定して、株主及び社会に対して自陣営の正当性と支持を訴えていた。

(この項 続く)

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