2013年11月19日火曜日

『競争力』三木谷裕史、三木谷良一 書評185(3)

もし自分の親父が、こんな経歴の人だったらどうだろう。

日本の大学を出てからハーヴァード大学スタンフォード大学というアメリカの2大名門校に留学を果たし、母校(神戸大学)の教授となり、退官後は名誉教授に任官された。途中、日本金融学会の会長も長く務め、この分野の学者、アカデミーとして隠れもない一流である。その名声は諸外国の超一流大学で乞われて教えてきた(イェール大学オックスフォード大学ミュンスター大学等)ことでも明らかだ。

学究、見識も一流の知識人である。しかし一般にはーその学問の外では―その令名がとどろき渡っているわけではない。大知名人の息子としては、何とかそんな素晴らしい親父を世間にお披露目したい、、、

そんな目論見は本書で成功している。というのは、、、

(この項 続く)