2011年1月28日金曜日
社長業とコンサル稼業、どちらがいいだろう
昨日、打ち合わせ先の社長にランチをご馳走になったときに
「もう(普通の)会社の社長はやらないのですか」
と聞かれた。
今のライフスタイルの方がよほどよい。
私の場合、仕事のやり方としては個人事務所、つまりSOHOなわけで書斎で資料を準備している。経営書、ビジネス書を読むのも仕事のうちとなる。
SOHO形態がよいことは、まず職住接近というか、完全な場所の同一化だ。真夜中に机に向かっていることもあれば、昼寝をしていることもある。完全な「晴耕雨読」というわけではないが、スケジュールは自分で調整できるので平日にテニスを楽しむこともできる。
昨日のランチには、私の長年の友人も同席していた。一部上場企業の代表取締役専務を務めて昨年退任した人だ。
「取締役の経営責任は退任後5年間で時効となる。株主代表訴訟などをその間起こされなければめっけものと仲間内では話しているんだ」
とのこと。
日本の会社では特にそうだが、経営者のあの激務とそんな責任、そしてそれに対しての報酬レベルを考えると、
「もうそんな話を持ってこられても」
と思わざるを得ない。
ちなみに私に来た最後の話は、一昨年とある一部上場企業の社長に、というものだった。サーチ会社からの打診に、当該企業の名前も聞かずにお断りした。
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