先日3月21日のブログで引用した野中教授の対談記事は次のurlで読める。題して「知識創造企業に求められるリーダーとは」。聞き手は三菱総研主任研究員木村孝氏。
http://www.mri.co.jp/NEWS/magazine/club/03/__icsFiles/afieldfile/2008/10/20/20060201_club03.pdf
先日は辛口のことを書いてしまったが、野中先生、やはり大先学、大先達で只者ではない。次のような発言もあった。
a)「(本田総一郎は)言語化する能力に非常に秀でていたと思いますね。、、、」
b)「だからストーリーを起承転結でとらえる能力が必要です。」
私が現在講じている「戦略立論の実際」で強調しているのが、「戦略は言語で、つまり私たちは日本語で考える。だから言語能力が、、」ということ。そして、方法論として提唱しているのが「シナリオ・ライティング」という手法だ。前者は野中教授のa)に、後者はb)に整合する。
そして、次のような指摘まで。
c)「本田氏は立川文庫、御手洗氏(キャノン御手洗富士夫氏)は若いころに小説を多数読んでいたと言われていますが、そういう意味で物語が豊富に入っているのです」
当方、私は国文科出で物語は子供のころから、最後は専攻として日本古典文学大系に至るまで読みこんできた。
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