このごろ私の公開セミナーに出席してくれる経営者の方と話して感じた傾向であるが。
昨年までは「変わらねば」という意識は、出席する経営者や幹部の方たちだけのものだった。経営者は危機感を持っているのに、社員たちにそれをどうシェアしてもらえばいいのか、という隔靴搔痒感だった。
ところが今年になると、「社員が従業員が、会社の行き先に不安感を持ちだした、何とかしてくれ、このままでは自分たちの会社が駄目になる」という不安感に押されて、そのための変わり方を私の戦略セミナーに求めて申し込んだ、という経営者が増えた。
危機感を認識してくれた組織にとっては、実は大胆な戦略の受け入れの素地ができたということだ。「ピンチをチャンスに変える」千催一遇の好機が来ていると受け止めることができるか。経営者よ、正念場だ。
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