2018年2月18日日曜日

カルビー、突然に急成長ストップの異変…圧倒的ナンバーワンゆえの危機(3)

「買って 作って 売る」に何が起きた


 松本会長が就任以来掲げた経営哲学でもある社内号令が「買って 作って 売る」というシンプルなものだった。カルビーの主要製品、ポテトチップスの原料であるポテトは北海道で買い付けている。それをうまくやろう、そして鮮度を保つよう早く作ろう、小売の棚取り・面取りをしっかりやってたくさん売ろう、ということだった。



この号令一下、業績の回復と成長は前述した通りだが、マーケット・シェア的にもカルビーの存在感は突出した。ポテトチップス市場(売上規模1,102億円、15年)における各社のシェアはカルビー71%、湖池屋22%、他7%とカルビーが圧倒的に強い(富士経済「食品マーケティング便覧2017年」より)。
 また、スナック菓子市場全体(売上規模3,188億円)のうちの各社のシェアは、カルビー50%、湖池屋12%、山崎製パン11%、おやつカンパニー6%、日本ケロッグ4%、森永製菓、明治、ハウス食品がおよそ2%となっていて、カルビーが突出したナンバーワンである。

 しかしカルビーの今期の不調というか足踏みは、

(この項 続く)

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