2013年3月29日金曜日

『親父の小言』 大聖寺暁仙和尚 書評168(4)

例えば、ビ-①「社運を賭けた大胆な目標をもつ」より親父-①「働いて儲けて使え」の方が重要だ、有効だと信じる経営者仲間をどう説得できるというのでしょう。あるいはビ-②「カルトのような強力な企業文化の構築」の方が親父-②「初心は忘れるな」より優れている、あるいは優先するとどう証明すればよいのでしょうか。そもそもビ-②の方が親父-②より価値があるのか。
 
ビジョナリー・カンパニー・グループと親父の小言・グループでそれぞれの優先を判断する、ましてや証明することは至難な技です。つまり、そんなことは結局経営者個々人の価値観の問題だということがわかります
 
(この項 続く)

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