2013年2月20日水曜日

『決めるマネジメント』リクルート HCソリューションユニット 書評164(4)

本書の白眉は第4章で詳述している「方針」についてだろう。

方針を立てる際に「質」と「量」を交互に考える、などはヒントになる。前者を「定性目標」、後者を「定量目標」と読み替えて、その次のステップ「衆知を集める」は私が言っている「キャッチボールで膨らませろ」と共通する。

方針の立て方、実践の仕方、マネジャー自らの心構えや意思決定のヒントなど、中間管理職がとまどっていること、不得手な戦略分野のことを分かりやすい言葉でうまく説明している。

お薦めの一冊。(この項 終わり)

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