2012年11月30日金曜日

『モチベーション・リーダーシップ 組織を率いるための30の原則』 小笹 芳央 書評(158)

PHPビジネス新書、2006年刊。著者はリクルート出身で、リンクアンドモチベーション社を創業、現社長。

同社は、「モチベーション・エンジニアリング」に特化というポジショニング戦略を取り、研修業界で急成長してきた。著者は組織的だけでなく、理論上もトップリーダーとして同社のコンサル集団を率いている。この分野での著作も多い。

本書は、「30の原則」として書き分けられている。モチベーションやコミュニケーションをどう具体的に実践していって、経営者(あるいは部門責任者)はリーダーシップを発揮できるのか、という方法論がかつ具体的に書かれている。リーダーシップ論の本はイヤと言うほど有るが、本書は読みやすく、分かりやすい。経営者ブートキャンプの次回課題図書とすることにした。

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