2016年3月31日木曜日

クックパッド、創業者 批判ばかりで具体案示せず 上場企業失格 (1)

料理レシピサイト大手クックパッドは3月24日に定時株主総会を開いたが、この日を挟んで同社は激震に見舞われている。

株主総会前々日の22日の取締役会で、創業者で取締役の佐野陽光氏が執行役を解任された。その更迭を主導したのは、同社の社外取締役だったとされている。

 ところが、株主総会後に開かれた24日の取締役会で、新しい役員陣は穐田誉輝(あきたよしてる)氏の社長職を解任し、佐野氏を執行役として復帰させた。後任社長には、同総会で新たに取締役として選任されたばかりの岩田林平氏が選任された。岩田氏は佐野氏が推薦した人物なので、株主総会後の動きは、「佐野氏の逆襲」として理解できる。

 私は3月30日、テレビ番組に出演してこの騒動に対し意見を求められ、概ね次のように見解を述べた。

会社は誰のものか? 資本主義社会においては、それは株主のものである

(この項 続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿