たとえば、今回の下方修正の足を引っ張った子会社群として、「ワンダーコーポレーション、ジャパンゲートウェイ、サンケイリビング新聞社、 ぱど、タツミプランニングのメガソーラー事業等、経営再建途上のグループ会社・事業に加え、今期の一時的要因の影響が出ているMRKホールディングス」などがあげられた。
これらの子会社群の多くが、RIZAPが共通ビジョンとして掲げている「自己投資産業グローバルNo.1へ」と関連して集められたものとは見えないのだ。例えばワンダーコーポレーションはCDの販売会社だし、ぱどはフリーペーパーを発行している。またMRKホールディングスは女性向け下着の会社だ。
そして、結果として雑多な会社を買ってしまったのはいいが、それらの経営を指導していく本体側の経営人材はどれだけ用意があったのか。RIZAPは瀬戸社長の強いリーダーシップの下に急激に伸びてきた会社だ。そんな会社に、果たして異業種である多くの子会社を経営指南していける役員人材の手駒は足りていたのか。
(この項 続く)
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