2013年9月28日土曜日

株式会社ライブレボリューション 金子真歩取締役 言論人としての立場(10)


削除された書評には真実があったのか

そもそも今回の発端は、ライブレボリューション社増永寛之社長のご著書に対しての私の記事だった。改めてその『宇宙一愛される経営』(増永寛之著、総合法令出版、2007年刊)を紐解いてみると、そこには美しい言葉がある。第2章の第3項の小見出しとして掲げられている次の言葉だ。

「礼儀正しさは強力な武器となる」

同社の取締役である金子真歩氏が取った今回の行動はとても礼儀正しいものだったとは思わない。

実は金子氏ご自身も一冊ご著書を公刊されていて、言論人という側面を有する。私という言論人の端くれが増永寛之社長の言論活動について意見を発表した。その私の言論活動に対して、金子氏も言論人なら言論によって異議を唱えて欲しかった。言論人同士なら益々「唯一の武器は言論だ」という土俵に立たなければならない。言論(意見・心情・立場)は互いに異なるものであっても、それぞれの意見発表の場の保障、つまり言論の自由という形では、増永氏も私も金子氏も寄り添わなければならないのだ。その意味からも今回の出来事はとても残念だ。 

また増永社長の同書で、第1章第1項の項目タイトルとして真っ先に掲げられているのが

「価値観の統一が成功の鍵を握る」

という言葉だ。金子真歩取締役は増永社長と共に同社の創業に参画されたほどだから、よほど社長直近の経営幹部とお見受けした。そうだとしたら、金子氏の価値観とは増永社長のそれとは統一されている、統一されていたということなのだろうか。具体的には、コンプライアンスについての価値観は同社ではどのように共有されているのだろうか。

こんなことをあえて指摘するのは、今回のことは金子氏が「これが当社の見解」と繰り返し表明しているように、個人ではなく同社の取締役として行動してきたからだ。そして同社とは、その就職セミナーには年間2万人もの学生が参加し、新卒学生による「魅力的企業ランク」で1位に輝く(これらは同社サイトによる)などという、著名で公共性の高い会社である。公共性の高い会社の取締役が会社を代表して言論の自由に対して不当(違法の可能性がある)な働きかけをしたというのが今回の事件の構造だ。これは公益目的の観点からとても重要だ。 

さて、金子氏がライブレボリューション社を代表してかくも執拗不当に削除を求めた拙ブログ記事は、今回の連載ブログ記事の2回目(次のURL)で示したように、私の主張では全くなかった。「戌年リーマン、読む 聴く メモる」というブログ記事で同書に対する書評記事があったのを転載紹介したまでである。

2013年9月4日に来信した金子氏メールでは、その元記事について

「本書評の表現は、やや辛辣かつ、弊社に対する攻撃的論調をもって構成されている」

とはしている。しかし、「戌年リーマン、読む 聴く メモる」氏の原書評が「やや辛辣」というほどのことだけだったら、あれほどまで強引・執拗・不当な金子氏の私に対する削除要請が、私には理解できない。元記事ブロガーの方がいかなる経緯により実質削除に応じられたのかについて私は知る立場にない。しかし私に対しては、その執拗な削除要求のプロセスを通じて金子氏は一貫して「元記事が事実に反していたので」とは主張してこなかった。そうすると?しかし、何しろ当該ブログ記事が二つとも読めなくなったので公に検証することが出来ない。言論の自由の観点から、私は残念に思う。
(この項 終わり)

2013年9月27日金曜日

株式会社ライブレボリューション 金子真歩取締役 不当通告に虚偽(9)


「金子通告」にはさらに内容自体にも虚偽の記載がある。念のため、2013年9月5日に何の関係もない第三者であるセミナー主催社に到達した「金子通告」を再掲する。 

引用:
山田修殿 通 知
冠省、株式会社ライブレボリューションの金子真歩といいます。貴殿に対し、以下の通りご通知致します。

 貴殿は、当社に対し誹謗中傷を綴ったブログを公開しています。さらに、再三にわたる当社からのブログ記事削除依頼に対し、さしたる理由もなくこれを拒絶しています。つきましては、貴殿に対し、再度本件ブログ記事を直ちに削除するよう求めます。

 万一貴殿が本通知による削除請求を意に介さず、依然本件ブログ記事削除依頼を拒絶又は放置する場合、遺憾ながら、当社は、貴殿に対し、法的手段を通じた被害回復を徹底的に求める所存ですので、この点ご留意ください。

 また、本件につきましては、2013912日のセミナー開催時までに本件ブログ記事を放置した場合、本件担当者がセミナーに出席し、貴殿に直接削除依頼をする所存です。(以下 略) 

引用終わり:
まず、同通告で「再三にわたる当社からのブログ記事削除依頼に対し」とあるのは事実ではない。金子通告以前にあった同社側からのコンタクトとは、既に掲げた2013年9月4日に来信した金子氏からのメールだけである。 

次に「さしたる理由もなくこれを拒絶しています」とある。しかし、ライブレボリューション社金子真歩取締役からの最初のメール(2013年9月4日付:本連載3に全文を掲載)は私にとって突然の来信であったが、私はこの長文のメールに対し同日中に意を尽くして当方の見解を返信している(本連載4に全文を掲載)。つまり真摯に対応した。 

さらに「当社は、貴殿に対し、法的手段を通じた被害回復を徹底的に求める所存」といわば声高に述べているが、当該記事のように第三者の主張をそのまま引用掲載しているだけの場合にはなじまない主張だ(単純に当該記事のメッセージ自体が私のものでないから)。 

「金子通告」はこのように事実に反することを述べつつ、「被害回復を徹底的に求める」など根拠のない法的措置の強行を掲げるなどして威迫的に、既に公表されていた私のブログ記事の削除を求めてきた。これは不当で、表現の自由を侵害する重大な行為だったと私は考える。 

しかし、ライブレボリューション社側はどうしてこのようにしてまで、執拗に私のブログ記事の削除を求めたのだろうか。それを次回に述べる。
(この項 続く)

2013年9月25日水曜日

株式会社ライブレボリューション 金子真歩取締役 不当通告繰り返す(8)


金子氏はこのセミナー申し込み(「金子通告」)をした翌日2013年9月6日、わざわざ私に次のメールをよこし、さらに私の恐怖を煽る行為に出た。
「山田様 ライブレボリューションの金子です。このたびはご返信、誠にありがとうございます。
昨日、山田様のセミナーに申し込みをさせていただきました。申し込みページの備考欄に以下を記載しております。こちらが弊社の見解となります。以上、よろしくお願い致します。(以下、前述セミナー申し込み備考欄のコピー:山田注)」 

公開セミナーに乗り込まれ私と主催者の名誉と信用が棄損されることを大いに畏怖した私は、弁護士に相談し、警告書を送付して貰うことにした。その前にとりあえず、2013年9月7日に金子氏に下記メールで一報を入れた。
「金子 様 当方の弁護士より貴社に通知します。山田 修(有)MBA経営 代表取締役」 

すると同日、早速金子氏から下記のメールが帰ってきた。
「ライブレボリューションの金子です 山田様 下記の件、了解しました。それでは、弁護士さんからの連絡をお待ちしております。ともあれ、一度セミナーに参加して、その際に本件について直接お話させていただきますね。お会いできるのを楽しみにしています。」 

当方が弁護士マターとしたことを通知したにも関わらず、金子氏は公開セミナーへの来場予告を再通告してきた。9月7日のこのメールで、私との面談を強要し私の名誉を脅かそうとしている金子真歩氏の意思はさらに明確強固であり、それを再宣言している。私はまた震え上がった。心から畏怖を覚えた。
「いよいよ本人がやって来る!セミナーがめちゃくちゃにされる」
と、絶望的な気持になった。 

それから数日して私側の弁護士から出た内容証明による警告書が無ければ、金子氏の来場による私への面談強要は必ず実行されていたことだろう。何しろ来場通告は、以上のように2013年9月5日から同年9月7日まで、都合三度にもわたって毎日成されたのである。金子通告と上述二つのメールが私に与えた脅威はとても大きかった。私は自分の名誉と信用が同氏の来場及び面談強要によって傷つけられることを大いに畏怖した。これらの事態は不当であり、脅迫罪・強要罪が成立する可能性がある。 

「金子通告」にはさらに内容自体にも虚偽の記載がある。それは、、、
(この項 続く)

2013年9月23日月曜日

株式会社ライブレボリューション 増永寛之社長 書評削除 不当申し入れ 金子真歩取締役 (7)


ライブレボリューション社 金子真歩取締役 面会強要通告

前々回の拙ブログを一読して驚くのは私だけではないだろう。


まず金子氏からのその通告(以下「金子通告」と呼ぶ)が到着したルートである。9月12日に予定されていたその公開セミナーは、本件とは全く関係がない第三者会社による主催だった。それは公開(有料)であるが、金子通告の真意はもちろんセミナーに出席して勉強することではなく、このセミナーで私に面談を実現強要することにある。それを明言している。これは私に対する脅迫だと思い、私は大いに畏怖した。 

私が当日同セミナーで個別面談を拒否すれば、どんな騒動になるか、それを大いに私が心配した。例えばセミナー中に同氏が挙手して拙ブログ記事の削除要請などを始めれば、セミナーは大きな混乱に陥ることだろう。そんなことになれば主任講師としての私の名誉は大いに損なわれることになる。その場合の私の名誉とは、当該セミナー参加者に対してだけでなく、主催会社に対してのものと両方だ。この金子通告はだから私の名誉とセミナー講師としての信用を傷つける可能性を宣言している。実際、通告が成された段階で主催社に対する私の信用は既に毀損された。金子通告は、脅迫罪・強要罪が成立する可能性がある。 

さらに言えば実際金子氏来場が実現し、私との面談を求めあるいは私とのやりとりによりこの公開セミナーが混乱すれば、私と主催会社に対して状況によっては威力業務妨害罪が成立していた可能性がある。いや、申込書の備考欄に書き込み―つまり事前告知―を行った段階でそれは成立しているのか、これは弁護士に伺っている。実際、同申し込みを受けた主催社は同氏の来場による混乱の可能性について心配し、その円滑な遂行を危惧した。だから同申し込みの取り扱いに苦慮してセミナー受付と開催準備業務に支障を来たした。関係のない立場のその主催社には既に「いい迷惑」となったわけだ。 

金子通告の真意が、今回の発端となった2011年8月23日付の拙ブログの原記事を削除させようとするものであったことは明白である。しかしそのような場合は、私に対して直接連絡をしてくればよいことであって、それには内容証明などきちんとした法的手続きも含まれ得る。公開セミナー主催者という関係ない第3者をまきこみ、その平穏や信用を人質に取ろうとする行為は許されるものではない。 

「金子通告」とは上述のような不当行為の実行を告知宣言した点で、まことに不適当だった。ところが、この「金子通告」が成された後に、金子真歩氏はさらに、、、
(この項 続く)

 

2013年9月20日金曜日

ライブレボリューション 増永寛之社長 書評削除 不当申し入れ 金子真歩取締役 (6)


ライブレボリューション事件 連載ブログ 注目が

今回のことを本ブログでは分かりやすく「ライブレボリューション事件」と呼ぶことにした。本事件を連載して今まで5回までアップしてきたが、実は当ブログ全体への1日当たりアクセス数が倍以上上がってきている。また本日(9月19日)現在、当ブログでの「人気の投稿記事」の第1位と第6位がこの連載記事だ。
 
そもそも今回の事件が勃発した背景としては、同社増永寛之社長のご著書『宇宙一愛される経営』(総合法令)の書評を私が書いたことにある。削除されたその記事は、2年以上前の掲載にも関わらず、今年8月後半アクセス数で私が書いてきた全ブログ記事の中で断トツの第1位となっていた。私のこのブログは、今日まで延べで1,200以上の記事を掲載してきた。その中での1位、それも2年以上前の記事が一番のアクセスということなので、削除された記事がずいぶんな注目を浴び、読まれていたことが分かる。 

今日現在でもグーグルで「宇宙一愛される経営」で検索すると、私のこの記事がトップページに見えるし、「ライブレボリューション 増永寛之社長」という検索では何と検索トップに出てくる、といった案配だ。ついでに言えば、今回のこのシリーズ記事の検索ランキングもどんどん上がってきているようだ。 

特定企業とのやりとりを連載で書き連ねると、経緯に興味を持ってもらえるのか、アクセス数が上がる傾向がある。良い例が3年前に連載した「KDDI事件」だ。これは電話回線をNTTからKDDIへと切り替え申し込みをしたのに100日間も開通しなかったし、その間に様々な不都合・不愉快を体験したことを、途中からシリーズ記事として当ブログで書き連ねた。アクセス数は最終的にそれ以前の平均数から一桁も上がってしまった。KDDI事件で書いた一連の記事の中で一つだけまだ当ブログに残っている(下記URL)。
http://yamadaosamu.blogspot.jp/2010/10/kddi-100_07.html

この記事は光栄なことに当時のKDDI社本社社長も読んで気にしてくれたと、当時当方への窓口として拙宅を訪れた同社の上席の方から聞いた。 

「ライブレボリューション事件」を取り上げているこのシリーズ記事はどれくらい沢山の皆さんに読んでもらえるのだろうか。評論・言論を生業としている私としては自らの意見表明や主張をできるだけ多くの人に聞いて貰い、言論を盛り上げたいと願っている。さて、次回からは本筋にもどり、前記事で掲げた「金子通告」がいかに不当なものであったかということを指摘する。 

(この項 続く)

2013年9月18日水曜日

ライブレボリューション 増永寛之社長 書評削除 不当申し入れ 金子真歩取締役 (5)


公開セミナー会場での面談申し入れ セミナー主催会社へ異例の申し込み

9月4日に私が出したメールに対して金子真歩ライブレボリューション社取締役からの再返信はすぐには無かった。 

この翌週となる2013年9月12日(木)に私は公開セミナーで講師を務める予定となっていた。9月5日に、このセミナーの主催社から連絡を貰った。金子真歩氏が私のセミナーに申し込んでくれたというのである。昨日のメールによるやりとりの後だったので不審に思ったら、
「申込書の備考欄に山田先生宛のメッセージがあって」
と、事務局の方がおっしゃる。そのメッセージというのを下にそのまま掲げる。 

引用:
山田修殿 通 知

冠省、株式会社ライブレボリューションの金子真歩といいます。貴殿に対し、以下の通りご通知致します。

 貴殿は、当社に対し誹謗中傷を綴ったブログを公開しています。さらに、再三にわたる当社からのブログ記事削除依頼に対し、さしたる理由もなくこれを拒絶しています。

 つきましては、貴殿に対し、再度本件ブログ記事を直ちに削除するよう求めます。

 万一貴殿が本通知による削除請求を意に介さず、依然本件ブログ記事削除依頼を拒絶又は放置する場合、遺憾ながら、当社は、貴殿に対し、法的手段を通じた被害回復を徹底的に求める所存ですので、この点ご留意ください。

 また、本件につきましては、2013912日のセミナー開催時までに本件ブログ記事を放置した場合、本件担当者がセミナーに出席し、貴殿に直接削除依頼をする所存です。

 なお、連絡が必要な場合、当社連絡先までお願いします。

(以下、連絡先など略:山田注) 

引用終わり
この申し入れは大いに問題があると考えた。それについて次のブログで書く。(この項 続く)

2013年9月17日火曜日

ライブレボリューション 増永寛之社長 書評削除 不当申し入れ 金子真歩取締役 (4)


ライブレボリューション社 金子真歩取締役への返信

丁寧なメールを貰ったので私も真摯に対応しようと、金子氏からのメールが来信した同日2013年9月4日に下記を発信した。すると驚くべき事が起きたのである。それについては次のブログで書く。
 
なお、私が本ブログで金子氏と私との往復信をそのままかつ実名で掲載しているのは、この問題が言論と表現の自由に対する重大な脅威と不当な圧力を有しているからである(それらの詳細について今後の拙ブログで明らかにしていく)。そしてライブレボリューション社側からの働きかけが如何に不当なものであったことを示すために、元エヴィデンスをそのまま収載していく。
 
(この項 続く)


引用:
金子様
ご連絡をいただき、ありがとうございました。当方の見解を述べさせて貰います。

1.「本書評」に該当するのは基本的に「元情報」を転載したもので、あえて「上記書評へのコメントは差し控える。 」と書き加えて、私の見解でないことを書き記しています。

2.ご指摘の2011823日付けの拙ブログは、ですから貴殿が指摘する「本書評の表現」ではありません。

3.該当日付ブログには貴殿が指摘されるような「やや辛辣かつ、弊社に対する攻撃的論調をもって構成されている」様な部分は一切無いばかりか、私自身の論評やコメント自体がありません。

4.「元情報が配信停止された」ということは理解しました。私の当該ブログ記事に、その事実及び貴社からそれを知らされたという事実をfact-baseで追加記述するのがお申し越しの主旨にかなうと思います。

よろしくお願いします。山田 修(有)MBA経営 代表取締役
引用 終わり

2013年9月16日月曜日

ライブレボリューション 増永寛之社長 書評削除 不当申し入れ 金子真歩取締役 (3)


ライブレボリューション社 金子真歩取締役からの申し入れメール

2013年9月4日に次のメールが着信した。前触れなど何もなかった(それは構わない、私のメール・アドレスは公開している)。 
引用:
山田修様 拝啓 はじめまして。私は、株式会社ライブレボリューションの取締役を務める金子真歩と申します。本日は、山田様が管理運営される下記のブログ(以下「貴ブログ」といたします。)について、折り入ってのお願いがございます。
記 名 称:山田修の戦略ブログ URL:http://yamadaosamu.blogspot.jp/

そして、貴ブログに次のページの掲載がございます。

 上記ページには、弊社代表である増永寛之執筆の書籍に対する書評(以下「本書評」といたします。)が掲載されております。本書評は、他のインターネットウェブサイト上に掲載されていた情報(以下「元情報」といたします。)を転記されたもののようですが、本書評の表現は、やや辛辣かつ、弊社に対する攻撃的論調をもって構成されている関係で、弊社としても職員一同たいへん心を痛めております。
 
 なお、元情報につきましては、当初これを掲載していた他のインターネットウェブサイトの管理者に諸般事情をご説明差し上げました結果、有り難く配信停止に応じて頂くことができました。

 つきましては、山田様におかれて、貴ブログ上での本書評の配信停止をご検討頂けないでしょうか。もっとも、山田様におかれても諸般のご事情を有しておられるものとお察し申し上げますところ、上記措置の選択が困難である場合、弊社としましても真摯に反省し、今後顧慮すべき点を把握する等の善処に努める所存でございます。

 そこで、山田様におかれて、万一配信停止の対応が困難である等のご見解でおられましたら、ご多用のところ誠に恐れ入りますが、その理由等についてご教示頂けないでしょうか。この場合、弊社から山田様ご指定の日時・場所にお伺いさせて頂くことで問題ございません。何卒前向きにご検討賜りたく、心よりお願い申し上げます。

          (住所とメアド 略:山田注)

株式会社ライブレボリューション 取締役 金 子 真 歩

引用終わり:
金子氏がこのメールで「元情報」と言っているのが、私の昨日の記事で触れた「戌年リーマン、読む 聴く メモる」というブログ記事のことだ。丁寧な申し越しだったので、私も真摯に2年前の当該拙ブログを検討し、解答することにした。私が金子氏に解答したメールを明日のブログで掲げる。
(この項 続く)

2013年9月15日日曜日

ライブレボリューション 増永寛之社長 書評削除 不当申し入れ 金子真歩取締役 (2)


削除したブログ記事とは?

当該ブログは増永氏ご著書に対する書評シリーズの3本目だった。(1)(2)で自分の見解を述べた私は、(3)では他の人の書評が目にとまったので、それを紹介した。それは「戌年リーマン、読む 聴く メモる」というブログ記事だった。


この匿名ブログも、クリックして見ると今では「この日記は、プライベートモードに設定されています」との異例な表示が出て、読むことが出来ない。後で述べるが、これもライブレボリューション社からの働きかけによるものだと金子真歩同社取締役自身が明らかにしている。 

私の当該ブログは、このオリジナル出典を明記し(つまり引用先の明示)、「一部を抜粋して紹介」とした。略した部分も引用で明らかにしたので、つまり著作権法上の要件を満たしたものだった。そして、拙ブログの90%程を同引用だけとし、最後にわざわざ

「:引用終わり

私(山田)がワイキューブ社の方に詳しくない、という事情があり、上記書評へのコメントは差し控える。」

とした(引用した出典ブログにはワイキューブ社についての記載があった)。 

これらの引用方法、表示法、私のコメントから、同ブログ記事の内容が私の主張で無いことは十分に明らかにした。 

そして、、、金子真歩ライブレボリューション社取締役から突然丁寧なメールを頂いたわけである。そのメールをまず次回に紹介する。 

(この項 続く)

2013年9月14日土曜日

株式会社ライブレボリューション 増永寛之社長 書評削除 不当申し入れ 金子真歩取締役 (1)





2011年8月23日付の当ブログ記事(以下、「拙ブログ」)は削除した。削除後の表示は次のような異例のものとなっている。


このブログは2年前以上の掲載にも関わらず、ここ数週間アクセス数で私のブログ記事の中で断トツの第1位となっていた。私のこのブログは、延べで1,200以上の記事をアップしてきた。その中での1位、それも2年以上前の記事が一番のアクセス数ということなので、削除された記事がずいぶんな注目を浴び、読まれていたことが分かる。 

削除したブログは、私の書評シリーズとして「図書90『宇宙一愛される経営』(増永寛之氏著)」の(3)に当たっていた。著者は(株)ライブレボリューション社の代表取締役社長である。ちなみに、削除されたブログ記事に先立つ(1)と(2)は次のように残っている。 

拙ブログを不自然な形で削除したのは、同社取締役金子真歩氏からの申し入れがあったからである。今日からの私の記事は数回にわたって、経緯を記し私の感想を書き込む。感想とは、同氏の申し入れが如何に不当であり適切を欠いたかということである。両者から弁護士を立ててまでのやりとりとなった経緯を詳らかにしていく。
 
(この項 続く)

 

マーケティングが大事だ!

本日は指導先の会社でマーケティングの講義。営業部門15名と役員3名。

この会社では技術営業を標榜していて、理系の人たちが営業職に配属されている。その人たちがマーケティングのことを勉強していないというわけだ。

でも、大学でマーケティングを履修してきたなんていうのは、経営学部にでも行かない限りいない。私だって文学部国文科卒なので、大学時代はマーケティングにかすりもしなかった。

でも、、、今では「現代ビジネスパーソンの『読み書きそろばん』は、ITとマーケティング」と主張している。大学で学部に関わらずマーケティングを必修とすべきだ。というのは、大学を出た大多数の人たちは会社つとめをする。そして世のビジネスはマーケティングの原理の中で動いているからだ。

2013年9月12日木曜日

りそなマネジメントスクール 「組織戦略」

9月11日(水)はりそなマネジメントスクールの大阪会場で「組織戦略」を終日講義。

秋となり、今週は忙しく東走西奔。月・火は長野県で経営指導、水曜日は大阪でりそなマネジメントスクール、木曜日は経営者JP主催の2時間セミナー2本。明日金曜日は千葉県の会社で社員の皆さんにマーケティング・セミナーをして夕食は社長さんと会食しながら経営指導。

毎日夜遅く帰ってきている。すこしばて気味。

経営者ブートキャンプ 第7期戦略発表会 終わる (5)

ブートキャンプで一目置かれるのは、何といっても創業経営者だ。年商が数十億、いや十億に達していなくても、単身企業を立ち上げて頑張ってきた、その熱意と意思、そしてなおブートキャンプに来てまで学ぼう、向上しようという意欲に対して敬意が払われる。
 
創業経営者に次いで扱われるのはオーナー経営者だ。たとえ年若な30台の経営者でも、そのような観点からは尊敬される。なにしろ背負っているものが、賭けているものが違うんだということを、私を含めたやとわれ経営者は感じずにはいられないのだ。
 
そして大企業に勤める経営幹部も、少壮オーナー経営者も互いから学びあっている。10月末から始まる第8期にもOB参加者が何人も申し込んでくれている。学びの悦楽がここにあるからだ。 

(この項 終わり)

経営者ブートキャンプ 第7期戦略発表会 終わる (4)

今回、優秀発表者に輝いたのは、某流通大手の上級幹部氏。現在在持っている売上責任3千億円台/年を9千億円台に伸ばそうという野心的な戦略が発表された。
 
経営者ブートキャンプは今回7期を終え、約100名の受講者を輩出してきたが、ふと
「売上責任額でいうと彼が一番かな」
と、井上和幸講師に語りかけたら、
「いや、外資のMさんの売り上げはもう5千億を超えたそうです」
と。Mさんも受講時は3千億円CEOだった。
 
しかし、ブートキャンプのクラスで参加者の皆さんから一目置かれるのは、売上金額の多寡ではない。何といっても、、、 
 

(この項 続く)

2013年9月9日月曜日

経営者ブートキャンプ 第7期戦略発表会 終わる (3)

本番の発表時間は、一人持ち時間40分。25-30枚程度にまとめたスライドを20-25分ほどで発表。

それぞれの発表に対してその都度事前に「指名コメンテーター」を2名決めておく。発表が終わると、この二人が優先的に感想を述べる。それには、発表戦略をさらに改善すべき貴重な提言を要求している。

指名コメンテーター以外も、全員が渡された「コメントシート」に感想を書き連ねがら聞いていく。これらのコメントシートは無記名で、終了するとすべてが発表者に渡される仕組みだ。

コメントシートにはまた無記名による、発表者に対する採点欄が1-5あり、この採点欄は切り取られ事務局により集計され、最高得点者2名に「優秀戦略発表賞」が授与される。私は採点や集計に関与しない。
 
今回、優秀発表者に輝いたのは、、、 

(この項 続く)