経営者は、株主から経営を寄託されている。社員は従業員である。会社総体としてはステークホルダー全員(顧客、社会も含む)の最大幸福を求めるとされるが、それに向けた意思決定責任は一義的に経営者にあり、その任命権は株主にあるので、最終意思決定者は株主だ。複数の株主がひとつの会社に存在するので、その会社の最終意思決定は持ち株数による。これが株主資本主義だ。
上記を前提にクックパッドの株主構成を見ると、筆頭株主は2人の個人、しかも今回の経営権争奪騒動の当事者である。
・佐野陽光氏:43%
・穐田誉輝氏:15%
この2人の持ち株比率はとても高く、3位以下は機関投資家である。
(この項 続く)
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