――社員数が倍になったということで、昨年から大きな動きがあったわけですね。
松田氏 2つの工場でキャパシティがきつくなっていました。数年前から第3工場をと考えていたのですが、ある会社が営業をやめるというのを業界紙で目にしました。思い切って交渉にうかがいましたら、昨年早々に現在の第3工場を譲渡していただいたのです。
――規模はどれくらいでしょうか。
松田氏 第3工場は約2400平方メートルありますので、第1、第2より大きい工場になります。
――昨年は、もうひとつ大きな動きがありましたね。
松田氏 同業の東工建(あずまこうけん)を事業承継しました。経営者が高齢となり、後継者もいないということで、取引先でもありましたので経営を引き継がせてもらいました。
――どんなシナジー(相乗)効果を見通したのですか。
松田氏 東工建も当社と同じく、各種形鋼のロール曲げ技術に定評と実績があるので、当社が目指すところと同じだと判断しました。工場と本社も同じ鉄鋼団地の中にあり、行き来など何かとやりやすい。
(この項 続く)
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