――これからさらに業容を拡大していく上で、経営上のネックはなんだとご判断ですか。
出上 「25年に1,000店を達成」という目標を16年に掲げました。これには3つの要素が必要です。
ひとつはお客様、つまり市場です。2つ目は店舗立地の確保。そして最後がセラピストの確保です。
りらくが提供しているリラクゼーション業の市場というのは大きくなる、と確信しています。ですから、市場の存在については問題ない。社員数は現在250名ほどですが、これもIT化を進めているので、そんなに増えることはないと思います。
――フランチャイズを考えていない、直営店路線なわけですね。自ら発掘しなければならない店舗の候補地はどうでしょう?
出上 店舗開発についても十分自信があります。現在でも月に3,000件ほどの居抜き物件情報が全国の業者から寄せられています。現在のオープン数は月5~6店ですから、店舗物件の確保には問題がありません。
――では、課題はなんでしょうか?
出上 セラピストの確保、これが最大のチャレンジだと思っています。現在でも週末などはお客様のご予約を30-40%お断りしているのが現状です。需要をこなしきれていない、セールス機会ロスが発生しているのですね。
お客様からセラピストになる方も多いなど、私どもが提供している就業機会は魅力的なものだと思っています。就業の自由度は高いし、やり方次第で高収入も可能です。これらの魅力をますます高めて、就業へのハードルをさらに下げていくことによって、多くの方にセラピストとして参画してもらいたいと思っています。
――現在の売上金額などは?
出上 公開企業ではないので細部は公表していませんが、17年12月期は年商280億円ほどを予定しています。15年12月期は250億円ほどでして、対前年比110%の伸びを達成しました。
――本日はありがとうございました。ご発展をお祈りしています。
出上 ありがとうございました。またお店のほうにおいでください。
(この項 もう1回)
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