同社の15年3月期の売り上げ予測は172億円だが、経常利益は20億円で対売上比11.6%という好調ぶりだ。同社の場合、この比率は12年3月期からほぼ変わらず、経営管理的にはうまくコントロールできているといえる。
ちなみに、経常利益の対売上比はコメ兵が8%弱、ブックオフは3%強(いずれも14年3月期)で、ハードオフは一頭地を抜いている。同社は12年の売り上げが115億円だったので、3年間で50%の成長を遂げたことになる。また、フランチャイズ(FC)も含むチェーン店全体の売上高は、14年3月期で460億円に達している。
ハードオフが東京証券取引所市場第一部に上場を果たしたのは05年で、まだまだ若い会社だといえる。新潟県でオーディオ機器の小売業を営んでいた山本義政会長兼社長が、1993年に業態開発したことが創業のきっかけだ。
(この項 続く)
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