ミュンヘンやフランクフルトも視察したが、目玉はシュツットガルトで開催された「コスメティカ・シュツットガルト」だ。化粧品の原材料やアクセサリー、ネイル、健康器具などの関連会社が数百のブースを出展していた。一般客にも開放されているので、地元や近郊から来たと思われる女性やエステティシャンなども多数来場していた。
面白いのは、このメッセ(展示会)は、「1回だけ、この都市だけ」ではなく、フランクフルトやハノーバー、ベルリンなどの各都市をサーカスのように巡回することだ。今年だけでも、すでに6回開催されている。
「サーカスのように」というところに、実はヨーロッパにおけるメッセの性格がよく表れている。ヨーロッパでは、大きいものから小さいものまで、実に多数のメッセが開催される。
業種ごとのものも多く、最先端の商品や技術が展示されるため、当該の業界人は必見だ。私も、キッチンハウスの社長時代は、ケルンの国際家具見本市やイタリアの「ミラノサローネ」(家具メッセ)などを歴訪したものだ。
(この項 続く)
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