クリステンセン教授 |
1)実績のあるイノベーター経営者のサンプルを80集める。
2)非イノベーターサンプルを400集める。
3)上記1)の30に予備インタビューを行い、「イノベーター5つの因子仮説」を得る。
4)これらの仮説を、1)と2)の混合サンプルで検証し、1)サンプルが全体の中でどの当たりに来るのか、上位パーセンタイルで数学的、統計的に見る。
これらにより、「5つの因子仮説」の蓋然性を主張する、というものだった。私はすっかり説得され、
「何とエレガントな方法論だろう、クリステンセンとはとても頭の良い人だ」
と、感心したわけだ。
(この項 終わり)