朝日新聞(2013.4.23)に「ユニクロ、世界で賃金統一」という一面トップの大記事が出た。二面では半分以上に「両刃の同一賃金 社員選別」という解説記事を掲げ、さらに九面でも半分以上を使って柳井正社長のインタビューを掲載している。
まあ、これ以上ないというような大記事となっている。同報道によれば、
「欧米や中国など13カ国・地域で店長候補として採用した社員すべてと役員を『グルーバル総合職』として、『グレード』ごとに賃金を決めた」
という。http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130423/biz13042310140011-n1.htm
ファーストリテイリング社の日本での大卒採用は全てが店長候補として採用されている筈なので、上記の対象となるということか。
この「新制度」は、羊頭狗肉として終わり機能しないか、機能した場合は同社に大混乱をもたらすだろう。絶好調を誇っている同社だが、この制度の発表・導入を契機に一代の名経営者柳井正氏は「殿ご乱心」のフェーズに突入し、数年後に同社のグローバルな大進撃には大ブレーキが掛かっていることが観察されるはずだ。
(この項 続く)
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