『本当に使える経営戦略』(ぱる出版)の中で、「柳井正、太閤秀吉、中内功」という一項を立てた。最後の「中内功」というのは、一代のカリスマ経営者が老害と化し、最後は晩節を汚してしまった、その轍を踏みはしないかという譬喩だった。
柳井社長は以前から「2014年には引退する、世襲はしない」としている。その一方で二人の子息を近年入社させ登用している。
今回の「世界統一賃金体系の導入」の発表を見ると、このカリスマ創業経営者を留めるNo.2はこの会社には出現していないようだ。
だとすると、「中内功」が歩んだ途を辿るのか。
(この項 続く)
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