松本会長がカルビーに着任したのが09年。ジョンソン・エンド・ジョンソンの社長、顧問を歴任したいわゆるプロ経営者として招聘された。以来、カルビーの業績はすばらしかった。
09年のグループ連結売上高は1,373億円だったが、直近の17年3月期は同2,524億円だった。8年もの間、毎年平均して9.0%の成長を持続してきたことになる。多くの経営者ができることではない。
営業利益の回復はさらに顕著だ。09年の対売上高営業利益率はほぼゼロだったのが、翌10年には早くも6%を超え、17年には11.4%と高い数値を実現した。17年度までの快進撃に比べ、18年3月期決算予想は松本カルビーにとって初めての足踏みの時期が来たことを示している。
(この項 続く)
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