日々の経営から学び
積み上げよう(2)
① マーケティング
経営の原点は商売だから、経営者の原点は商売人でなければならないわけだ。マーケティングとは簡単にいうと「自社の商品(サービスも商品)が売れる仕組みを考えること」ということだ。「売れる仕組み」ができて初めて、その先に「儲かる仕組み」が構築される。
顧客に対しての日々のビジネスを通じて、マーケティング=「売れる仕組み」を考えるヒントにいつもアンテナを張っておこう。その際の考え方として、私は、「顧客にとって“不”のつく言葉を探せ」とよく言っている。“不”のつく言葉とは、たとえば次のようなものだ。
不便/不満/不足/不都合 /不安/不信/不可能/不良(品)/不利/不詳/不手際
顧客や市場側で起こっているこれらの“不”がつく事象に気づき、それらを軽減・解決できる「仕組み」を考えつくことが、成功するマーケティングの第一歩である。マーケティングはセオリー体系としてよく整理されている。入門書などの書物から学んでもよいし、一日から数回にわたるセミナーも盛んに開かれている。経営者がいまからでも独学できる分野である。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿