三鷹駅前では夕刻ともなると夜ごと路上ライブが行われる。毎夕異なる歌手の卵が声を張り上げているが、毎週のように見る顔に気がついた。「ハワイ生まれのハワイ育ち」という何だかわからない垂れ幕を掲げた、10代の男の子が演歌を披露しているのだ。まあ、高校は出ているのだろう。
通行人は足を止めるようなことは無いのだが、女性で手拍子を取って楽しんでいる人がいつも2名いる。何回か通り過ぎて気がついたのだが、あれは女親とおばあちゃんに違いない。つまり、一家で応援に来ているのだ。
路上ライブに親の応援?そう思うとずいぶん違和感を覚えた。「苦労も自分ひとりでできないのか」ということだ。
彼がいつもうたっている歌、それは「川の流れるように」である。ご存じ美空ひばりの最後の曲だ。
「路上ライブって普通、自作自演なんだろう?」とも思う。
やい、お母ちゃんとおばあちゃんを連れてくるな。そして自分のオリジナルで勝負しろい!
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