――なるほど、お客には利便性、レストランには追加のビジネスがあるというわけですね。
高橋 加えて、数千人登録していただいている配達パートナーさんには、新しくて柔軟な働き方のオプションを提供できていると思います。Uberのサービスはどれも、「それがなかったら存在していなかったビジネス機会を創造する」というものだと思います。
配達パートナーさんが受け取る配達料金も固定されておらず、たとえばランチ時間などのピークタイムで多くのパートナーさんに配達していただきたいようなときは、1件当たりの受け取り配達料が上がります。配達距離によってもパートナーが受け取る配達単価は変動します。また、配達料は事前に示されているので、配達パートナーさんの稼動を確保できるようになっています。
――それはUberが判断、提示するのですか。
高橋 はい、設定したアルゴリズムに基づいて、しっかり需給がマッチするようにしています。
――UberEATSは現在都内9区で展開なさっているわけですね。今後の方針としては、東京市場を地域的に拡大していくのか、大阪などの他の大都市に展開するのか、どちらをお考えですか。
高橋 16年9月にサービスを開始したばかりですので、当面都内とその近郊に地域拡大を目指しています。他の都市はその次の段階として考えています。UberEATSを使っていただけるレストラン・パートナーの開拓も、いろいろな手段を講じて数を増やしていこうと思っています。評判を聞いたレストランの方からお問い合わせをいただくようなことも増えてきました。
(この項 続く)
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