2014年10月4日土曜日

LIXIL、伝統的日本企業に欧米流経営導入、藤森義明社長を賞す(4)

●日本の大メーカーを振り回す、ウェルチの秘蔵っ子


日商岩井(現・双日)から米カーネギーメロン大学に留学して経営修士号(MBA)を取得したのが1981年なので、筆者のそれより2年早い。帰国して96年にGEへ転職。2005年には日本GE会長に就任するが、25年間をGEで過ごした、いわゆる「外資族」といってよい。

日本企業から外資系のトップへ転身という点では、前回連載で取り上げたベネッセホールディングス会長兼社長の原田泳幸氏と同様なキャリア・パスを歩いてきた。原田氏はアップルコンピュータ(現アップルジャパン)代表から日本マクドナルド社長へ転籍したタイミングから、稀代の個性派経営者といわれる米アップル創業者のスティーブ・ジョブズとの接触はそんなに深くないように見受けられる。

 しかし、藤森社長の場合は、、、

(この項 続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿