アメリカの代表的な株価指数、ダウ平均でそのスタート時点から組み込まれているただ1社となっているのがゼネラル・エレクトリック社だ。あのトーマス・エジソンが発明した電球を事業化するために、自ら創設した会社であり、それ以来今日まで押しも押されぬ大企業である。
この大企業はまた、伝統的に進取の気概に富み、前項で表にまとめたような革新的な経営技法を真っ先に、それも本格的に導入してきた。伝統と基盤のある大企業が最先端の経営技法を取り入れてきたのだから、実現してきた継続的な大発展も理解できる。
戦後取り入れた技法の中でも特筆されるべきなのが、SBU(戦略的事業単位)の導入によりその時点での経営組織を革新したことである。
(この項 続く)
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