オリンパスの粉飾決算事件第2回公判で、菊川被告は
「公表すれば倒産する確率が極めて高く、決断が出来なかった」
と述べた。このことは、本人の経営者としての意思決定力の弱さだったろう。
しかし、発表について前任2社長に提案したら猛反対されたとも述べたという。弁解するのに事欠いて何を告白しているのか。こちらの証言については、私はとても心外に感じた。
前2社長とは、その隠蔽を実施してきた直接の利害関係者である。というか、そのようなことを主導した、会社に対しての悪人だ。そのような人たちに相談?おかしい!
経営者は孤高で孤独な決断を迫られる存在だ。菊川被告は社長就任して、その覚悟が無かったのだろう。そして最後まで無かった。経営者失格の人だった。
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